シグネットジュエラーズが所有するジュエリーレンタルサービス”Rocksbox”は、サブスクリプションのジュエリーレンタルサービスから中古ジェリーのECサイトへとビジネスモデルを切り替えた。
今週、オンラインショップとしてオープンした同社は、レンタルしたジュエリーを購入したいという顧客からの需要が高まっていることに気づいたと発表した。Rocksboxが2023年に実施した調査では、顧客の78%が中古ジュエリーの購入に関心があることがわかっている。同社は8月までは既存のサブスクリプションが利用できると述べた。
「特に中古で、自分の価値観を代表するデザイナーのスタイルで、ジュエリーを直接購入してコレクションに加えることに関心を持つ顧客が増えています。」と同社は説明している。「また、サブスクリプションレンタルモデルは、Rocksboxのジュエリーに興味があるものの、月額サブスクリプション料金を支払うことができない一部の顧客にとって障壁になる可能性があることもわかりました。」と述べた。
同社は2012年にデザイナーアイテムのサブスクリプションジュエリーレンタル事業としてスタートした。シグネットは2021年にこのRocksboxを傘下に置き、サービスを拡大して若い顧客層にリーチすることを目指している。
昨年シグネットは、ラボグロウンダイヤモンドジュエリーのレンタルサービスを、Rocksboxと、同社の別ブランドであるZalesと共同でスタートさせた。Rocksboxがジュエリーレンタルサービスの提供を中止した現在、このプログラムが継続されるかどうかは明らかにされていない。
コメント