The Jewelers Vigilance Committee(JVC – ジュエラーズ警戒委員会)は、2022年6月29日に『米国およびその他のG7諸国研究所によるロシア金の輸入禁止』というメンバーアラートを配布した。
2022年6月26日、バイデン大統領はG7サミットで他のメンバーと共に、自国でのロシアの金の輸入を禁止すると発表した。G7には、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリスが含まれる。
この発表の実施に向け、6月28日(火)、米国財務省は、法律で定められた範囲を除き、または外国資産管理局(OFAC)によって認可されていない限り、ロシア連邦原産の金が米国へ輸入することを禁止するという「決定」を発表した。この決定は、この決定以前にすでにロシア連邦の外にあったロシア産の金は除外される。
OFACはまた、他の国で加工されたロシアの金は輸入禁止の対象とならないとFAQで発表した。OFACは以前のFAQで、ロシア連邦との金関連の取引は、他の行政命令の下で制裁または禁止される可能性があると述べていた。
金を輸入している企業は、この新しい制裁についてサプライヤーに相談し、無意識のうちにロシアの金を輸入していないことを確認する必要がある。企業は、LBMAの責任ある調達プログラムに準拠した地金サプライヤーのリストについてLBMAの「Good Delivery List」を参照することが可能だ。
注:上記は米国の規制内容なので注意して下さい。
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