パンドラとLVMHは、5月31日に発表されたナショナルジュエラー誌の“ザ・ステート・オブ・メジャー”レポートで、1億ドル以上の年間売上を誇るスーパーセラーのトップ10にランクインした。
このレポートは直近の会計年度の売上高に基づき、北米の高級ジュエリー及び時計の小売業者をランキングしている。
米国最大の小売チェーン、シグネット・ジュエラーズは依然として1位をキープしている。シグネットの2021年の北米全体の売上高は73.0億ドルで、前年の48.4億ドルから大幅に増加している。ウォルマート(32.8億ドル)、アマゾン(28.0億ドル)、コストコ(18.7億ドル)がそれぞれ昨年と同じ2番、3番、4番に位置しており、それぞれ売上高は増加している。しかしシグネットとの差は歴然としている。
今回トップ10に新たに入ったのはパンドラで、昨年の13位から7位(10.5億ドル)へとランクアップしている。そして、ティファニーを所有したLVMHは、昨年の21位から大きくランクアップし8位(8.015億ドル)となり、売上は昨年の3.13億ドルから倍以上の増加となっている。
ナショナルジュエラー誌では、アナリストが最新の数字を分析し、2021年度には合計38の小売業者が北米で年間1億ドル以上の売上を持っていると評価された。
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