セイコーグループ株式会社(代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO 服部真二、本社:東京都中央区、以下「セイコー」)は、日本独自の四季や自然によって育まれた美意識、匠の技を生み出すクラフトマンシップなど、日本ならではの文化が生み出してきた豊かさや価値を<時>という視点から再発見し、“ジャパン・ラグジュアリー”の魅力を世界に発信する新プロジェクト「THE GIFT OF TIME」を2024年7月18日(木)より開始した。 |
「THE GIFT OF TIME」プロジェクト開始にあたり、日本文化を牽引する様々なトップクリエイターとともに「時」をテーマにした特別動画を制作、今回はそのティザームービーを特設WEBサイト上で先行公開します。 |
また、今回のプロジェクトの象徴として、銀座のランドマークとして知られるSEIKO HOUSE内にある和光 本店の地階フロアを改装し、7月20日(土)に、リニューアルオープン。 |
■「THE GIFT OF TIME」プロジェクトについて |
世界は、これまでと異なる種類のラグジュアリーとして、日本の文化に注目し始めています。細部にこだわる日本らしいクラフトマンシップをはじめ、見やすさ、使いやすさを優先するものづくりなどは“クワイエット・ラグジュアリー(Quiet Luxury)”と表現されるなど、今や日本のラグジュアリー文化は世界において新たな価値を生み出しています。 |
セイコーもまた、これまで「Grand Seiko(グランドセイコー)」「Credor(クレドール)」「和光」に代表されるブランドを通じて、日本のラグジュアリー文化形成に貢献してまいりました。今回のプロジェクトでは、日本文化を牽引するトップクリエイターとともに<時>という視点から日本独自のラグジュアリー文化をひも解きます。10月に予定している特別動画の完成後には、世界各地で動画の上映会を実施し、グランドセイコーをはじめとする当社グループの展開する日本のラグジュアリーブランドを紹介するとともに、日本文化の豊かさや奥深さを多面的に発信してまいります。 |
■プロジェクトムービー「THE GIFT OF TIME -時と生きる-」について |
2024年10月に公開予定のプロジェクトムービーでは、セイコーと日本文化の接点を「時」と定義し、「時」が持つ文化的側面についてひも解きます。日本文化を牽引するトップクリエイターである現代美術作家・杉本博司さん、作曲家・文化庁長官・都倉俊一さん、建築家・隈研吾さん、歌手・MISIAさんに出演いただき(※プロフィール別紙)、「時」が彼らの創作や哲学にどのような影響を与えるのかを探るとともに、それぞれの視点から「時」への想いを語っていただきます。 |
<ティザームービー概要> |
・タイトル:THE GIFT OF TIME -時と生きる- |
・出演者:作曲家・文化庁長官・都倉俊一さん、建築家・隈研吾さん、歌手・MISIAさん |
・ナビゲーター:セイコーグループ株式会社 代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO 服部真二 |
・動画時間:1分28秒 |
・WEBサイトURL: https://www.seiko.co.jp/thegiftoftime/・ティザームービーURL:https://youtu.be/XYFK-Ps3dHc |
■和光 本店地階リニューアルについて |
今回のプロジェクトの象徴として、銀座のランドマークとして知られるSEIKO HOUSE内にある |
和光 本店の地階フロアを改装し、2024年7月20日(土)に、リニューアルオープン。 |
地階フロアの空間デザインは杉本博司氏と、榊田倫之氏が主宰する新素材研究所が担当しました。デザインコンセプトは「舞台と回廊」。中央には、和光のルーツである時計に見立てた長針と短針の回転什器を配置し、伝統と革新が共鳴する文化の発信地、交流の場となります。設立以来、培ってきた和光の歴史や、伝統的な技術や習慣などの豊かな日本文化を土台として、商品や体験を企画してまいります。今回のリニューアルは、本質的な豊かさを求める、日本を代表するブランド「和光/WAKO」の拠点作りとなります。 |
設計:新素材研究所 photo Masatomo Moriyama |
■クリエイタープロフィール |
隈 研吾 |
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。 |
都倉 俊一 |
東京生まれ。小学校、高校時代を過ごしたドイツで音楽教育を受け、学習院大学在学中に作曲家としてデビュー。日本レコード大賞作曲賞、日本歌謡大賞など受賞多数。ヒット曲数は 1,100 曲を超え、レコード売上枚数は 6 千万枚を超える。2021 年より文化庁長官。 |
MISIA |
1998年デビュー。「Everything」「アイノカタチ」など数多くのヒット曲を持つ国民的歌手。東京オリンピック開会式では日本国歌「君が代」を独唱。 |
社会貢献活動にも積極的で、長年にわたって国内の子どもたちのサポートや アフリカの子どもたちの教育支援などに従事しており、その功績からアフリカ開発会議(TICAD)などの国際会議の大使も歴任している。 |
2023年にデビュー25周年を迎え、大規模な全国ツアーを実施。2024年には「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」が日本テレビ系アスリート応援ソングに採用され、また、台湾、能登の復興支援ライブ「PEACEFUL PARK」にも積極的に参加。9月にはBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2024への出演、MISIA SOUL JAZZ 2024の開催が決定している。 |
杉本 博司 |
1948年東京都生まれ。現代美術作家。1970年渡米、1974年よりニューヨーク在住。活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐にわたる。杉本のアートは歴史と存在の一過性を主題とし、そこには経験主義と形而上学の知見をもって、西洋と東洋との狭間に観念の橋渡しをしようとする意図がある。時間の性質、人間の知覚、意識の起源といったテーマがそこでは探求される。2008年榊田倫之と建築設計事務所「新素材研究所」設立。2009年公益財団法人小田原文化財団設立。1989年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年紫綬褒章受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲。2017年文化功労者。2023年日本芸術院会員に選出。 |
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