14金のQR付き名刺 – サスティナブルな新しいラグジュアリー

スキャン可能なこのQRコードは、ラグジュアリーな名刺として機能するハイエンドアクセサリーの一部になっている。

現在どこでも目にするQRコードは、14金の名刺に刻印されていない限り、一般的にはラグジュアリー商品とあまり関係がないだろう。

ニューヨークのジュエリーブランド、”ミサハラ(Misahara)”は2022年10月、従来の名刺の代替品として、環境に優しく上品な”ゴールドカード”(写真)を発売した。この完全にカスタマイズ可能なカードには、所有者の連絡先情報や、また所有者がカスタマイズしたその他のデータを含QRコードが刻印されている。このコンテンツは必要に応じて編集でき、携帯電話でスキャンすることにより相手はその情報を保存できる。カードの裏面には、ロゴ、シンボル、またはクライアントが望むものをデザインすることが可能だという。

「自然と環境への愛」が、ミサハラの創設者兼デザイナーであるレパ・ガレブ・ロスコップがこの製品を開発した動機だという。「紙を無駄にするのをやめて、より良いネットワークの方法を見つけたかった。」と彼女は語る。「環境に優しくすることは地球に正しく、またラグジュアリーな第一印象を生み出します。 そして、それは非常に個人的なものになります。」と彼女は説明する。

2 x 2インチ(約5 x 5センチ)の大きさのこのゴールドカードは、ダイヤモンドなしで5,000ドル、1mmダイヤモンド25個付きのもので6,000ドルだという。また、追加料金を支払うことでダイヤモンドの個数を増やすことも可能だ。

QRコードアクセサリーを扱うジュエラーはこのミサハラだけではない。ファインジュエリーを専門とするデザイナー、のエレナ・クリーグナー(Elena Kriegner)は2022年春に、より手頃な価格のSigNIFIband ブレスレットを発表した。この製品には、彼女が「NIFI」と名付けたカスタマイズ可能なチャームが備わっている。オプションの1つはスターリングシルバーの「Make It Yours」チャームで、「ソフトウェアで生成された独自のQRコードをレーザーで刻印することができる。」とクリーグナーは説明している。彼女はこのSigNIFIbandを、彼女の名を冠したブランドの顧客を拡大する機会と考えている。

「人々は独自のデザインを作るのが好きです。」と彼女は説明し、Make It Yours NIFI は「名刺の代わり」になるか、個人のSNSページやブログへのリンクになると付け加えた。また企業や慈善団体用にも複数のアプリケーションがある。

「QRスターリングシルバーNIFIは、名刺を配ったり保管したりする冗長性に疑問を持つミレニアル世代にとってのアピールポイントになります。」と、ニューヨークのアトリエ・デ・エモーション・ブティックでこのラインを取り扱っているアリス・サンドボムは述べている。

ユニセックスバンドは、メッシュ、高級シリコン、またはレザーから選択できる。素材によって金額が変わるが、SigNIFIbandとチャームの価格は初回のみのセットアップ料金を含めて145ドル前後だという。

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