GIAはドバイに初となるラボを開設

GIA(米国宝石学協会)は7月26日、ドバイ初となるラボを開設する予定だと発表した。

ドバイのGIAラボは2023年中旬のオープンを予定しており、ドバイ・マルチ・コモディティセンター(the Dubai Multi Commodities Centre – DMCC)内の1,150を超えるダイヤモンド企業にサービスを提供するとしている。

ドバイはダイヤモンド原石の世界トップレベルの貿易ハブとしてアントワープを追い抜いたと2月のニュースでは発表されており、2021年の貿易額は228億ドルを超えたという。

この動きは「ビジネスのグローバルハブとしてのドバイの地位を反映している」とDMCCは声明で述べた。

GIAが入居する予定のDMCC Uptown Tower

ドバイの新しいGIAラボは、9年間の契約として、高さ340mのアップタウンタワー2階に位置する予定で、占有面積は41,000平方フィート(3,800平方メートル)以上となる。

GIAのエグゼクティブバイスプレジデント兼チーフラボラトリー兼リサーチオフィサーのトム・モーゼスは「ドバイは重要なダイヤモンド製造および生産センターに近接していることに加え、世界のダイヤモンド市場への効率的な輸送網を持っているため、クライアントをサポートし、消費者保護という重要なミッションの拡大に貢献できます。」と述べている。

DMCCのエグゼクティブチェアマン兼最高経営責任者であるアーメド・ビン・スレイエムは、「我々のビジネスエリアにGIAが加わることで、グローバルな貿易をサポートし、奨励する相互接続されたビジネスコミュニティを構築するという我々の戦略をさらに強固にします。」と述べた。

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