IGI、天然・ラボグロウン共に好調で収益増

IGIは、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド双方における鑑定需要の増加を受け、第1四半期(1-3月期)の収益が増加したと発表した。

IGIの発表によると、3月31日までの3ヶ月間の収益は30億インドルピー(約3,580万米ドル)となり、前年同期比で10%の増加だ。前四半期比では15%増となった。

事業別の内訳を見ると、天然ダイヤモンドルースの鑑定は前年同期比1%増で、IGI全体の事業の16%を占めた。一方、ラボグロウンダイヤモンドルースの鑑定は9%増で、全体の54%に達した。また、天然ダイヤモンドジュエリーのグレーディングは21%増の21%、ラボグロウンダイヤモンドジュエリーは87%増の7%となった。

同期の利益は14億1,000万インドルピー(約1,650万米ドル)で、前年同期比12%増、前四半期比24%増となった。

IGIのCEOであるテーマスプ・プリンテルは、「前四半期および前年度第1四半期と比較して、全てのセグメントで強い成長の勢いを見せています。当社の核となる天然ダイヤモンドおよびラボグロウンダイヤモンドの鑑定に加えて、天然ダイヤモンドおよびラボグロウンダイヤモンドのジュエリー鑑別に対する需要も強く、これが当社のさらなる成長を加速させるでしょう」と述べた。

同社は、この成長を支えるためにラボの能力を強化し、効率と生産性を向上させるために技術への投資も行う予定であると発表した。また、サービスの提供期間を短縮することも目指している。

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