セイコーホールディングス株式会社(代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO: 服部真二、東京都中央区、以下、セイコーホールディングス)の事業会社であるセイコーウオッチ株式会社の国内腕時計製造を担う3工場(盛岡セイコー工業株式会社/岩手県岩手郡雫石町、遠野精器株式会社/岩手県遠野市、二戸時計工業株式会社/岩手県二戸市)は、東北電力グループで発電された再生可能エネルギーの使用に関する電力需給契約を締結いたしました。これにより、腕時計の国内自社工場における使用電力の100%再生可能エネルギー化を達成したことを、先月発表した。
セイコーホールディングスグループは、「気候変動・脱炭素社会への取り組み」をグループのマテリアリティ(重要課題)の一つとして設定し、2050年にカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大を積極的に進めています。
今回、その一環として、グランドセイコーやセイコー プロスペックスなど国産の高級機械式腕時計の生産を担う盛岡セイコー工業および、時計部品の製造や組み立てを担う遠野精器、二戸時計の3社は、今年4月に東北電力が提供する再エネ電気プラン「よりそう、再エネ電気」を、新たに契約いたしました。
このプランは、東北電力グループの東北6県および新潟県に所在の水力発電所の再生可能エネルギー電源に由来する電気を供給し、電気の使用に伴うCO2 排出量ゼロを目指すものです。これにより国内自社工場の使用電力を100%再生可能エネルギー化するとともに、年間約1万トンのCO2削減が可能となります。
セイコーホールディングスグループは、これからもオフィスや製造現場における省エネ活動や、製品・サービスの省エネ性能の向上など、事業活動を通じて温室効果ガスの排出量削減に努めるとともに、再生可能エネルギーを積極的に導入し、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを強化してまいります。
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