1969年のヘリテージカラーを進化させたセイコープロスペックスの「スピードタイマー」

セイコー プロスペックスのクロノグラフコレクション「スピードタイマー」から、1969年のヘリテージカラーを活用し、判読性を進化させたレギュラーモデルが9月9日より発売される。

セイコーは世界で初めて垂直クラッチを搭載した自動巻きクロノグラフ「スピードタイマー」を1969年に発売。垂直クラッチ採用による、スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びを抑制し、耐衝撃性も向上するなど、非常に優れた計時精度を実現しクロノグラフの歴史に大きな足跡を残した。

新作は、1969年発売のスピードタイマーと同様に、計時計測に求められる判読性を追求、視認性に優れた「ブルー×レッド」のカラースキームを踏襲し、現代的に進化させた。角度により深いネイビーから鮮やかなブルーへと移り変わるブルーダイヤルに対し、サブダイヤルと外周の秒クロノグラフ目盛りを「ホワイト」で区分し、計測時の判読性を高めている。

赤く配色したセンタークロノグラフ針と9時位置の分積算針により、誤読を防ぎ、ダイヤル外周部にまで届くセンタークロノグラフ針は、目盛りとの距離を限界まで近づけるため、先端部が曲げられ、判読性を極限まで追求している。暗所でも時刻を読み取ることができるよう、時針と分針、インデックスの一部にルミブライトを塗布。

上面が広くフラットな形状のプッシュボタンは、確実かつ正確な作動を可能とする優れた操作性を備えている。また、最適な厚みと駒のピッチを追求したメタルブレスレットは、重心を下げたケースの安定感と相まって高い装着性を実現している。オプションのカーフストラップは、裏側の縫目を隠すコンシール加工を採用し、汗や皮脂による革素材の劣化を防ぎ、耐久性を高めている。

シースルーバックからは、メカニカルクロノグラフムーブメント「8R46」が顔を覗かせる。スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びを抑制し、優れた計時精度を実現する垂直クラッチに加え、確実な操作感や安定した動作を実現するコラムホイールなど、ムーブメントの設計から開発、製造、組立、検査などを自社ですべて担う「マニュファクチュール」として、脈々と受け継がれる技術が更に進化を遂げて搭載されており、高い計測精度や耐久性を実現している。3本のアームが一体化されたセイコー独自形状の三叉ハンマーは、クロノグラフ針の瞬時帰零を確実に行い、高い耐久性や優れたメンテナンス性を誇る。価格は352,000円。

特設ページ https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/speedtimer/index

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