国内最大級の宝飾見本市「JJF」がB2Bを掲げ業界の活性化を図る

国内最大級の宝飾産業のB2Bによる国際展示会「ジャパンジュエリーフェア2022」(JJF)が、インフォーママーケッツジャパン㈱と一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)との共同主催で、8月31日~9月2日の3日間、東京ビッグサイト東館で開催される。

 3年ぶりに東京で開催されるJJFは、『本物と出会う、プロのためのジュエリー展』ということを強調しつつ、完全BtoBの買い付けの場とする「TRADE」、新作&トレンド商品が勢揃いの「CHECK」、最新情報&業界セミナーをチェックする「LEARN」、有力企業とのビジネスマッチングができる「CONNECT」の4つのテーマを掲げ、実りある商談、市場の開拓・発展、次世代育成に重点を置きながら、JJAと共に国内宝飾業界の活性化を実現するとの方針を発表した。

 JJFは、「業界による業界のための国際ジュエリートレードショー」として歴史も長く、全国の小売店と宝飾メーカー、卸商などが一堂に会する宝飾業界にとっての一大イベントとして、クリスマス・年末商戦に向けた仕入れのベストなタイミングで開催されてきた。会場では商品を吟味し、じっくり商談、買い付けることができるプロのための展示会として、良い商品を仕入れる絶好の機会とするために『完全BtoBの買い付けの場』とすることを約束した。

 また、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、真珠といった宝石をはじめ、希少石やハイジュエリーはもちろんのこと、ファインジュエリーメーカーによる本格志向の高品質かつ低価格帯のライトジュエリーや、アパレル&ファッション業界向けのファッションジュエリー、ジェンダーレスジュエリー、ウェディングジュエリー、メンズジュエリー、Eコマース対応製品など、多種多様のトレンド製品が集結する。

 さらにJJFは、商談・買い付けの場であるとともに、最新情報の収集の場としても注目されている。商品開発から販売戦略まで国内外の最先端の業界トレンドがセミナーやイベントを通じて発信される学びの場でもある。セミナーはすべてのプログラムが無料(登録必須)で聴講が可能となっており、7月13日から事前登録が始まった。

 6月に入り、経済活動も活発に動き題している。至るところで開催されたユーザー展や催事にも人が集まり始めている。海外ブランドを筆頭に新たな価値観や様々な取り組みが発信され、宝石やジュエリーに対する関心が高まり、まだまだジュエリー需要は強く残っていることが明らかとなっている。そこには希少性や独創性、プロに選ばれたジュエリーであることが求められており、完全BtoBのJJFによって、宝飾業界の活性化を導きたい。

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