SarineはNYの鑑定機関GCALの株式過半数を取得

イスラエルに拠点を置くSarine(Sarine Technologies Ltd.)は、アメリカ市場での事業拡大を推進する中、ニューヨークに拠点を置くGem Certification and Assurance Lab(GCAL)の過半数の株式を取得することに合意した。

「昨年初めに、我々は米国での活動を強化し始めました。」とSarineのCEO、デイヴィッド・ブロックはラパポート・ニュースに語った。「それに伴い、この(GCALの株式取得)取引に関する議論は、米国市場への活動の強化とともに急増しました。GCALの株式の取得は、米国での事業範囲において大きな飛躍をもたらすはずです。」と述べている。

Sarineは、現金で株式を購入するためのMoUに署名したと水曜日の声明で発表している。両当事者はデューデリジェンスが完了すると数ヶ月以内に最終合意に達する予定だとブロックは述べた。両社は売却価格や株式の規模を開示していない。

Sarineによると、GCALは以前と同じ製品とサービスを顧客に提供し続け、幹部は引き続き事業に携わるという。また、現在ニューヨークの1拠点で運営しているGCALは、Sarineの人工知能(AI)を使用した自動グレーディングサービス”e-Grading”を実装して、鑑定機関の機能を米国および世界中で開発できるようになるという。両社は、この契約が完了する前からテクノロジーとサービスの統合を開始するとブロックは説明している。Sarineは米国外では引き続き独立したサービスを提供する。

ドン・パルミエリによって2001年に設立された家族経営のラボであるGCALは、グレードの説明としてのレポートではなく、保証付きのダイヤモンド証明書を提供することで知られている。2021年には、業界の3EXよりも厳しいとするカットグレーディング基準、”8X”を発売している。

「Sarineのテクノロジーは、購入した製品やサービスが、品質と持続可能性のすべての規範を満たしているという保証を求める消費者の高まりに応えるためにサービスを拡大しながら、当社の重要な倫理規定を遵守し続けることを可能にします。」とGCALの最高執行責任者アンジェロ・パルミエリは述べている。

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