アルロサは新たな金鉱床の開発に2億7400万ドルを投じる

ロシアの鉱山企業であるアルロサは、ロシアのデグデカン金鉱山をポリウスから買収した。この鉱山は同社の事業全体と合致し、財務安定性の向上につながると同社は述べている。

アルロサのアルマジアナバラは、年間約390万カラットのダイヤモンドを生産しており、これは同社の年間総生産量の11%にあたる。同社は月曜日、この鉱床の開発のためにロシアの金鉱山会社ポリウスに240億ルーブル(2億7420万ドル)の初期支払いを行ったと発表した。両当事者は取引の総額を明らかにしていない。両当事者は現在、西側諸国の制裁を受けている。

「アルロサは関連する金鉱採掘の分野で豊富な経験を積んでおり、それを活用し、開発していく。」とアルロサのCEOであるパベル・マリニチェフは述べた。また「金鉱床の開発はアルロサの事業にさらなる相乗効果をもたらし、長期的に財務安定性の向上に貢献するだろう。」と説明した。

同社は、この鉱床の開発は実行可能性調査が完了したら開始し、最初の操業は2028年に開始すると述べた。アルロサの予測では、2030年にフル稼働に達すると、年間約3.3トンの金が生産される。この鉱山は2046年まで生産を続けると見込まれている。アルロサは、この鉱床のために採石場、金抽出工場、鉱滓貯蔵施設、関連インフラを建設する予定だ。現在、総埋蔵量は100トンと推定されている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました