GIAはデビアスTracrブロックチェーンプログラムに参加

デビアスは自社のトレーサビリティプログラムであるTracrにGIAを参加させ、GIAがTracrブロックチェーンの情報を付けたダイヤモンドのグレーディングレポートを発行できるようにした。

この新しいGIAグレーディングレポートは、ダイヤモンドの原産地に関する追加情報と不変の原産地証明を消費者に提供する、とデビアスは述べた。このコラボレーションは、天然ダイヤモンドに対する消費者の信頼を高めることを目的とした、鉱山業者と宝石鑑定機関の合意の一部だ。

「ダイヤモンドの産地問題は、ダイヤモンドのバリューチェーン全体の関係者にとって急速に重要性を増しているため、グレーディングレポートによりダイヤモンド原産地からダイヤモンドの旅に関する不変のデータを取得できることは大きな前進であり、消費者の信頼を支えるものになるでしょう。」とデビアスの戦略およびイノベーション担当エグゼクティブバイスプレジデント代理であるライアン・ペリーは述べる。

また、GIAはグレーディングレポートに天然ダイヤモンドのポジティブな影響に関する追加情報を組み込む方法を検討する予定だとデビアスは述べた。

昨年、GIAはダイヤモンド原産地情報を提供する別のプログラム「原産地検証サービス(Source Verification Service)」を開始した。その独自のプログラムでは、GIAは特定のメーカーと協力して、それら研磨業者が生産するポリッシュダイヤモンドに対して検証された原産地情報を含めたグレーディングレポートを発行する。GIAとデビアスは以前、ラボグロウンダイヤモンドやトリートメントの識別などにおいて業界を発展させ、消費者信頼を強化するための他のプロジェクトで提携していたとデビアスは述べた。

「ダイヤモンドに関する信頼性が高く公平な情報を提供することによって消費者信頼を確保することは、GIAの消費者保護の使命の核心です。」と、GIAの上級副社長兼最高執行責任者であるプリテシュ・パテルは述べる。「デビアスと協力し、業界の人々をTracr(プログラム)に引き込むことで、このプラットフォームのリーチとプラスの影響が拡大します。」

「ダイヤモンドに関する信頼できる公平な情報を提供することで消費者の信頼を確保することは、GIAの消費者保護ミッションの中核です。」と、GIAの上級副社長兼最高執行責任者であるプリテシュ・パテルは述べている。また「De Beersと協力し、業界の他の人々をTracrに引き込むことで、プラットフォームの利用者とプラスの影響が拡大します。」と説明した。

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