ミレニアル世代はジュエリーの大きな消費者になる

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)と金融ライフスタイル雑誌「Worth」を発行するワース・メディア グループが共同で作成したミレニアル世代のマインドセットレポートによると、ミレニアル世代は米国のジュエリー市場で大きな勢力になりつつあるという。

BCGの研究者は、ミレニアル世代(1981年から1996年の間に生まれた世代)は、年配の消費者よりもジュエリーを購入する傾向があることを発見した。調査によると、ミレニアル世代の55%が過去12か月以内にジュエリーを購入しているのに対し、ジェネレーションX(1965年から1970年代の間に生まれた世代)では41%、ベビーブーマー(1950年から1964年代の間に生まれた世代)では33%だった。

ミレニアル世代の48%が過去12か月以内に時計を購入しているのに対し、ジェネレーションXは31%、ベビー ブーマーでは30%だった。また、レポートによるとミレニアル世代の63%が過去12か月間にラグジュアリー商品を購入しているのに対し、ジェネレーションXでは50%、ベビーブーマーでは31%だった。

純資産が300万ドルを超える超富裕層のミレニアル世代のうち、71%がラグジュアリー商品を、68%がジュエリーを、59%が腕時計を購入したと同レポートは述べている。

ミレニアル世代のお気に入りのジュエリーブランドは、グッチ、ブチェラッティ、カルティエ、パンドラであるという。また高級腕時計の好みは、ブライトリング、パテック・フィリップ、ロレックス、パネライなどだった。

「ミレニアル世代の70%は、良い印象を与えることが自分にとって重要だと答え、54%は自分の富と成功を誇示するのが好きだと答えた。」とワースの編集長ショーン・キャプテンはレポートで述べた。「クワイエット・ラグジュアリー(控えめなラグジュアリー。一目でハイブランドだと分かるようなロゴやブランド名がなく、誰かに見せびらかしたり、自慢することを必要としないファッション)は、この世代には廃れつつあるか、これまであまり当てはまらなかったのかもしれない。」と述べている。

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