アルロサはマヤット鉱山で262.5カラットの原石を採掘

アルロサはサハ共和国ヤクーツクのマヤット鉱山のエベリャフ鉱床から262.5カラットの高品質ダイヤモンド原石を発掘したと発表した。これは、過去10年間にロシアで発見された同クラスのダイヤモンド原石として2番目に大きいものだ。

アルロサは今週月曜日、この原石はダイヤモンド洗浄の段階でアルロサの子会社であるアルマジ・アナバラの作業員によって発見されたと発表した。この新たな発見は、昨年390.7カラットのダイヤモンドが見つかったのと同じ鉱床からのものだった。390.7カラットの原石はロシアで10年ぶりの最大の宝石品質のダイヤモンドだった。

アルロサは、このダイヤモンドを専門家に検査するよう送ったと同社は述べている。

「エベリャフの沖積鉱床は、非常に希少で、有色で大きなダイヤモンドで世界的に有名になっています。」とアルロサのCEOであるパベル・マリニチェフは述べた。 「2017年、ロシア史上最も高価なダイヤモンドがここで採掘されました。27.85カラットのピンクダイヤモンドで、その後カットされたダイヤモンドはスピリット オブ ザ ローズと名付けられました。同じ鉱床で(390.7カラットの原石発見から)1年も経たないうちに新たな記録的ダイヤモンドが発見されたことはまれな出来事であり、間違いなくロシアのダイヤモンド採掘業界にとって大きな成功です。」と説明している。

またこれとは別に、アルロサはロシアのVTB銀行と契約を締結したことを発表し、VTBはアルロサの商品を投資用ダイヤモンドとして全ネットワークに組み込むと、同鉱山会社は先週述べた。

「当初、投資用ダイヤモンドの購入手続きはアルロサのオフィスでしか行えなかったため、地方での販売は妨げられていました。」とVTBの上級副社長ドミトリー・ブライテンビッヒャーは述べた。「現在、販売プロセスを再構築し、プレミアム ネットワークのすべてのオフィスで購入できるようになりました。これにより、富裕層顧客からの共同製品に対する需要の高まりに応えることができるようになります。」と続けた。

両社は今年初めにVTBで社内販売のテストを開始した。それ以来、同銀行は約50件の取引を行ったと述べている。アルロサ副CEOセルゲイ・バルスコフによると、2024年上半期のVTBでの投資用ダイヤモンドの売上は前年同期比で2倍になったという。

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