貴金属

金価格、史上初1オンスあたり3,000ドルに到達

2025年3月14日、金のスポット価格はかつて想像もつかなかった大台である1オンスあたり3,000ドルを突破した。(1オンス=約31.1グラム、田中貴金属データでは同日の国内金取引価格は税別で14,258円/グラム)同日の取引締め切り時点で...
ダイヤモンド

ラボグロウンダイヤの婚約指輪が50%超え、全体では支出が減少

米国のカップルが昨年婚約指輪に費やした金額は、ラボグロウンダイヤモンドのセンターストーンの人気が高まったことにより、前年比5%減少した。結婚情報サイト「ザ・ノット」の報告によると、最近の調査に参加した消費者が2024年に婚約指輪に支払った平...
ダイヤモンド

天然・ラボグロウン融合のダイヤモンド鑑定用マスターセットが登場

認定宝石鑑定士協会(AGA)は、Stuller社およびSarineのGCALと提携し、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを組み合わせた新しいハイブリッドダイヤモンドマスターセットを発表した。このセットは、カラーグレーディングの精度を...
ダイヤモンド

デビアスの危機・ダイヤモンド市場への警鐘

需要の低迷によりデビアスが苦境に立たされており、かつて業界の巨人であった企業の売却を目指すオーナーの計画も頓挫の危機にある。何十年もの間、ダイヤモンド業界の特定のメンバーたちは年に10回、サイトと呼ばれる招待制のイベントに集まり、数日で何億...
ジュエリー

香港ショーは予想外の盛況と評価

今週開催された香港ショーは、世界中からのバイヤー来場が中国の需要低迷を補い、ルースダイヤモンドの取引が主催者の低い期待を上回る結果となった。市場関係者の間では楽観的な見方が広がり、問い合わせも好調だ。実際に取引に至ったという声も聞かれた。デ...
ダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンド、インドの輸出量で天然ダイヤに並ぶ

インドのジュエリー業界紙は、ラボグロウンダイヤモンドの輸出量が急増し、天然ダイヤモンドと肩を並べる規模に達したと報じた。この変化は、世界のダイヤモンド市場における勢力図を塗り替える可能性を秘めている。GJEPC(インド宝石宝飾品輸出促進協議...
ダイヤモンド

ルカラ社の1,094カラットダイヤモンド、HBアントワープが研磨へ

昨年9月、ボツワナにあるルカラ社のカロウェ鉱山で産出された1,094カラットの「セリティ」ダイヤモンドがベルギーに到着した。セリティは、継続的なパートナーシップの一環として、HBアントワープによって研磨される。2020年に設立されたHBアン...
ダイヤモンド

ニューヨークのダイヤモンド業者、天然とラボグロウンのすり替えで有罪判決

ニューヨークのダイヤモンドディーラーであるマナシェ・セザナエフが、2人の業者を相手に46万ドルの詐欺を働いたとして、大規模窃盗罪で有罪を認めた。セザナエフは、ニューヨークのダイヤモンドディストリクトで「レイチェルズ・ダイアモンド」を経営して...
ダイヤモンド

EU、ダイヤモンドのトレーサビリティ義務化を延期、原産国の特定を義務付け

欧州連合(EU)はロシア産ダイヤモンドに対する制裁の履行を目的とした義務的トレーサビリティ制度の導入を2026年1月1日まで延期した。「トレーサビリティシステムに関連するガバナンスの問題に対処するためには、G7諸国および第三国との継続的な協...
ダイヤモンド

デビアス、大型ダイヤモンド原石の供給不足

今週開催されたデビアスサイトでは、5カラットを超える原石の供給が非常に限られていたことが、顧客からの報告で明らかになった。その理由としては、生産量の削減から、デビアスによる供給抑制戦略まで、様々な憶測が飛び交っている。関係者によると、2月の...
ダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドとラボグロウン宝石の新基準をRJCが発表

責任あるジュエリー協議会(RJC)は、業界における倫理的な実践を定めたラボグロウンダイヤモンドおよびラボグロウン宝石の新しい基準を作成した。この「ラボグロウンマテリアル基準(LGMS)」は、RJCメンバーがラボグロウン素材を取り扱う際に遵守...
ダイヤモンド

Sarine社とデビアス社のTracrがテクノロジーを活用したダイヤモンドのトレーサビリティで協力に合意

シンガポール証券取引所とテルアビブ証券取引所に上場しているSarine Technologies Ltd(Sarine)は、ダイヤモンドや宝石の評価、プランニング、加工、測定、グレーディング、取引のための精密技術ソリューションの開発、マーケ...
ダイヤモンド

デビアスとボツワナ、10年の販売契約を正式に締結

長引いた交渉の末、デビアスとボツワナ政府はようやく合意に達し、今後10年間のダイヤモンドパートナーシップを延長する契約に署名した。火曜日の発表によれば、デビアスとの合弁事業であるデブスワナからの原石販売契約は、今後10年間にわたって有効だ。...
ダイヤモンド

デビアス、店頭での迅速なダイヤモンド鑑別を可能にするDiamondProofを発表

デビアスグループは、一部の小売店で「DiamondProof」デバイスを導入し、天然ダイヤモンドの迅速な検証を可能にした。この「DiamondProof」は、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドや模造石、類似石を区別するため、独自の化...
ダイヤモンド

製造業の停滞がSarine社の売上に影響

イスラエルを拠点とするダイヤモンド鑑定技術の供給企業であるSarine Technologies Ltd.(サリネ・テクノロジーズ)は、昨年、業界中流におけるダイヤモンドの供給過剰と需要の弱さがダイヤモンド製造活動を抑制したことにより、売上...
ウォッチ

スイス時計輸出、日本と米国の需要回復が牽引

スイスの時計輸出が1月に成長を見せた。これは、米国と日本における需要の回復が、香港と中国における継続的な低迷を上回ったためである。スイス時計産業連盟によると、1月の時計の出荷額は前年同月比4.1%増の19億9,000万スイスフラン(約3,3...
ダイヤモンド

ロシアで投資用ダイヤモンドの需要が急増

ロシア第2位の銀行、VTBによればロシアの富裕層が投資目的でのダイヤモンド購入に急いでいるという。個人によるポリッシュダイヤモンドの購入数は昨年60%増加した。この背景には、政府が付加価値税を廃止したことが大きく影響している。「ダイヤモンド...
ダイヤモンド

デビアス・ジュエラーズが「デビアス・ロンドン」としてブランドを刷新

デビアス・ジュエラーズが「デビアス・ロンドン」としてブランドを全面的に刷新した。この取り組みは、世界有数のファッションとラグジュアリーの中心地との結びつきを強調することを目的としている。そして、新たなブランドキャンペーンを開始し、その顔とし...
ダイヤモンド

2024年オークションを彩った宝石たち

2024年のジュエリーオークションにおいて、ピンク、ブルー、レッド、グリーンといった鮮やかな色彩を纏った宝石たちが高額で落札され、市場を魅了した。これまで長らく、大粒の無色のダイヤモンドがオークションの主役の座に君臨していたが、2024年は...
ダイヤモンド

ダイヤモンド市場の苦境とゴールドの躍進:明暗分かれる中国の宝飾業界

ジュエリー業界における重要な原材料として、ダイヤモンドとゴールドの市場状況は大きく異なるものとなっている。英国「フィナンシャル・タイムズ」の最新の報道によれば、世界最大の天然ダイヤモンド供給業者であるデビアスは、約20億ドル(約3000億円...