ブライダルリング 6つの最新トレンド – [RAPAPORT]

アンティークシェイプからプレイスホルダーウエディングバンドまで、ウエディングジュエリーの流行を紹介する。

ヴィンテージカットの復活

エメラルドカットが、クッションやラウンドなどの他の人気のあるシェイプを上回る、今年最も人気のある婚約指輪のスタイルになると予測する人も多いが、デザイナーたちの多くがオールドカットを試しているのに注目することも興味深い。彼らはマーキースのようなヴィンテージシェイプを復活されている。マーキースの起源は18世紀にさかのぼり、その楕円形のシルエットからインスピレーションを得ているシカゴのジュエラー、アルマシカ(Almasika)のキャサリン・サーのお気に入りだ。「私が現在試しているeast-west design(水平にダイヤモンドをセッティングするデザイン)など、新しいデザインを作成するために自然に使用できる美しい形です。」と彼女は言う。

型破りなデザインや素材で知られるデザイナー、アンナ・シェフィールド(Anna Sheffield)は、「私が最初にマーキースを使用したデザインを始めたとき、私のベンダーは、しばらくの間人気がなかったこれらのダイヤモンドを使うことができると興奮していました。」と回想する。

マーキースは、フロリダ州マイアミのフィリップス・ハウス(Philipps House)でも使用しており、CEOのデレク・フランケルは、「ロングクッションブリリアント、モディファイド・マーキース、シールド、カイト、ステップカットペアシェイプ、オーバルなどのアンティーク風カットの需要の巨大な急増がある。」と指摘している。

「トライアングルとマーキースの組み合わせに新しいスパークがあります。」と、ニューヨークに拠点を置くブランド、アーリヤ(Aaryah)の創設者、メーガン・コタリは言う。カスタムデザインでそれらをペアにしており、また彼女の既製のコレクションはオーバル、エメラルド、そしてダイヤモンドを形作るためにバゲットライニングバンドの両側にセットされた2つのトライアングルを特徴とする印象的なデザインをとなっている。

一方、アールデコの影響を受け1920年代に人気を博したエメラルドカットは、清潔で幾何学的なラインを強調し、驚くべきモダンテイストを与えている。その輝く長方形のステップカットは、時代遅れに見えず、尚且つヴィンテージの精神を持っている。その結果、この古典的なスタイルはハリー・ウィンストンのクライアントにとって永続的に人気となっているが。同社の華麗なクッション、オーバルカットもヒットしている。

エメラルドカットは、デビアス、アーリア、ニューヨークに拠点を置くブランド、アリソンルー(Alison Lou)とSHWジュエリー、ロサンゼルスに拠点を置くオクタヴィア・エリザベス(Octavia Elizabeth)で一貫して需要があり、デザイナーで創設者のオクタヴィア・ザマギアスは、「クライアントがエメラルドカットやオーバルのような細長い形に引き寄せられています。エメラルドカットは私たちの最もリクエストの多いカットです。」と述べている。

セッティングの革命

婚約指輪のセッティングは、過去数年間で、グレース・リー(Grace Lee)、アンナ・シェフィールド、オクタヴィア・エリザベス、シャーラ・カリミ、エヴァ・フェレンなどのデザイナーの手で信じられないほど独創的になっている。花嫁は、プレーンなリングのシンプルさによって際立つカイトのような非常に大胆なダイヤモンドカットでない限り、伝統的な爪にセットされたソリティアリングにこだわる必要はない。フィリップス・ハウスでのリサ・フランケルのデザイン、アルマシカ、ロサンゼルスに拠点を置くアニータ・コー(Anita Ko)のコレクションには、螺旋と蛇行した金属のバンドを特徴としており、オーバルの形を強調しながらシャープな両端を保護するようにマーキースカットを包んでいる。アニータ・コーのコイル状のダイヤモンドリングは、一方の端がマーキース、ハート、またはペアシェイプのダイヤモンドで終わるようにデザインされている。

グレース・リーのヘリックスコレクションは、螺旋状のバンドを特徴としている。「細長いペアシェイプのダイヤモンドは、ヘリックスコレクションで最も人気がありますが、任意のシェイプを選択することができます。」とロサンゼルスに拠点を置くリーは説明し、「ダイヤモンドスタイルに関係なく、水平にダイヤモンドをセットすることは、私たちにとって別の人気のスタイルであり続けています。」と付け加えた。

リングの片側に誇らしげにセットされているオフセットのセンターダイヤモンドを持つデザインは、非常にモダンで魅力的な外観でもある。そのようなデザインは、アーリア、アニータ・コー、ニューヨークを拠点とするジュエラー、ジェイド・トラウ(Jade Trau)のデザインにも登場する。

もう1つの非常に人気のあるオプションは、「70年代のジュエリーを彷彿とさせる分厚いベゼルセットデザイン」です、とニューヨークに拠点を置くブランド、ジェマ・ウィン(Jemma Wynne)の共同創設者であるジェニー・クラットは言う。このスタイルは「私たちのデザインの感性の代名詞であり、最近の花嫁の間で人気となっている、豪華でありながらリラックスした雰囲気を持っています。」と述べる。水平セッティングのデザイン、toi et moiリング、そして特殊な形状のダイヤモンドは、彼女が共有する他のトレンドとなっている。一方、アーリアのクライアントは、セミベゼル、変わった3ストーンリング、オフセットデザインに惹かれているという。

ベゼルデザインは、オクタヴィア・エリザベス、グレース・リー、SHWなど、いくつかのコレクションでも見ることができる。アリソン・ルーはエナメルとパヴェダイヤモンドのデザインにもそれを使用している。

「私たちのクライアントは、セッティングによるプロポーションの遊びが大好きで、バディリングのような幅広のバンドと繊細なセッティングの組み合わせを試したり、またヴィルケリングのように少し繊細なバンドと熱いベゼルを組み合わせたようなものを選択します。」とSHWデザイナーのウルテ・ティライトは言う。

「私は個人的には、ベゼルや縁を覆ったような婚約指輪のセッティングが大好きです。」とザマギアスはコメントしているが、彼女はまた、「我々のオーラエンゲージメントリングや、アンビションデザインのような水平のセッティングのように、ペアシェイプが不測的に斜めに傾いているデザインも好きだ。」と語る。

カラットとカラー

「米国では、大きなダイヤモンドに対する大きな需要があります。」と、宝石をより大きく見せるためにさまざまなカットを組み合わせているロンドンを拠点とするジュエラー、ルース・トムリンソン(Ruth Tomlinson)は言う。ダイヤモンドは、彼女のパラゴンズブライダルラインの、リサイクルゴールドの粒状テクスチャーのセッティングで囲まれている。彼女は主にシャンパンとオフイエローのダイヤモンド(幅広い肌色に対応するため)と、アンティークストーンを使用しており、リングに独自のストーリーを加えていると彼女は言う。

ハリー・ウィンストンで最も人気のある婚約指輪のダイヤモンドのサイズは、依然として1~2ctだ。シェフィールドは、「興味深いことに、(我々では)1.25ctへの愛情がさらに高まっています。つまり、私たちは本当に美しいクラシックをわずかにスケールアップして作成していることを意味します。」と述べる。

シェフィールドはカラーダイヤモンドを使用することでも知られている。これらは、「グレイダイヤモンドの不完全な美しさ」を好むロマンチックな花嫁と、よりエッジの効いたものを好む花嫁の両方にアピールすると彼女は言う。

エナメルスペシャリストのアリソン・ルーでは、「サイズはクライアントによって異なりますが、間違いなく 2~4ctsが最も多く求められます。」と、創業者のアリソン・ケムラは述べている。SHWでは、ベゼルリングに1.50〜2.50ctsのエメラルドカットダイヤモンド、またはプロングドダブルバンドセッティングの1~1.50ctsのラウンドブリリアントが好まれるという。

もちろん、モデルのヘイリー・ビーバーが普及に貢献したオーバルのようなカットは、石を実際よりも大きく見せることができると、デビアスジュエラーズ及びフォーエバーマークのCEOであるセリーヌ・アシモンは述べている。ラウンドブリリアントカットと同様に、「オーバルには、光を反射して輝きを最大化する同様の働きをします。細長い形状はまた、カラット重量が大きいという錯覚を生み出し、指を長く細く見せ、非常に魅力的なものにします。」と述べている。

全体として、D〜Fカラーダイヤモンドのピュアホワイトに対する人気は衰えていないが、デビアスによると、一部の顧客はより冒険的になり、ファンシーカラーダイヤモンドに引き寄せられるようになっている。これはおそらく、ポップスターのジェニファー・ロペスが現在ピンクとグリーンを所有しているおかげかもしれない。これらのカラーダイヤモンドはセンターストーンとして機能するが、イエローやファンシーピンクのヘイロー セッティングなどのアクセントとしても使用することができる。

地金の変革

ホワイトゴールドはダイヤモンドの婚約指輪として長年愛用されているが、最近では耐久性の視点からプラチナが増え、温かみのある色への人気からイエローゴールドが増えている。例えば、ハリー・ウィンストンは、ローズゴールドとイエローゴールドをフィーチャーしたいくつかのコレクションを除いて、プラチナのみを使用している。

「プラチナは金よりも強度と耐久性に優れているため、毎日着用する可能性が高い婚約指輪や結婚指輪に特に適しています。」と、アシモンは言う。「しかし、特にアジアでは、非常にトレンドとなっているイエローゴールドや、最近ではローズゴールドを求めるお客様が増えています。これらの色調は、特に暖かい肌の色調で非常に美しく見えます。また、通常イエローゴールドのジュエリーを着用する場合は、婚約指輪も同じ金属を使用することをお勧めします。」と述べる。

フィリップス・ハウスも無色 (D〜F) のダイヤモンドをプラチナにセッティングしているが、18カラットゴールドとプラチナのツートーンセッティングを使用するユニークなリングもある。アルマシカ、、SHW、オクタヴィア・エリザベス、そしてニューヨークを拠点とするアシュリー・チャン(Ashley Zhang) は、イエローゴールドがホワイトゴールドよりもモダンに見えると感じている。「私たちのシグネチャーであるハンマー仕上げと輝きで、イエロゴールドは時間の経過とともに良くなります。」と ザマギアスは言う。

プロミスリング

一緒に指輪を購入するカップルがますます増えている。場合によっては、プロポーズリング、つまり「プロミスリング」から始めるカップルも多い。これは、最終的な婚約指輪を購入するまでの間に着用するプレイスホルダーとして機能する。これらは多くの場合、1つまたは複数の小さなダイヤモンド、または安価な宝石が付いた無地の平らなイエローゴールドバンド、またはベゼルセットの宝石が付いた細いリングで構成される。

プロミスリングは婚約指輪のような外観で、本物の婚約指輪を購入した後も着用できる。SHWのLesリングとErdoリングは、1ミリのダイヤモンドを含むグレイス・リーのダイヤモンドウィスパーリングと同様、結婚指輪としても使用できる。ティファニーは、プロミスリングとしても使えるプラチナティファニートゥルーデザインを含む、カップルリングコレクションを展開している。

ただし、花嫁になる人がこのプロミスリング「だけ」で幸せになると想像するのは間違いだ。リーは、完成した婚約指輪を受け取りに来たある女性を思い出す。「彼女は、ダイヤモンドウィスパーリングをどれだけ愛しているかを教えてくれましたが、もしもそれが彼女の最終的な婚約指輪として贈られたものだったら、正直に言って大丈夫ではなかったでしょう。」

家族全員が楽しめる

婚約指輪が結婚式の注目の的となるのは当然だが、他にも考慮すべきジュエリーがある。美しいダイヤモンドとパールのイヤリング、またはデンマークのデザイナー、ソフィー・ビル・ブラーエ(Sophie Bille Brahe)によるシンプルでモダンなアシンメトリー パール ネックレスは、ウェディング ドレスにぴったりのアクセサリーだ。

もちろん、ジュエリーを必要とするのは花嫁だけではなく、花嫁の母親、義理の母、ブライドメイドも同様だ。アシュリー・チャンのGlimmer Pearl ペンダントイヤリングは素晴らしい投資だ。「クラシックでブライダルパーティーにぴったりですが、結婚式が終わった後も着けやすいデザインです。」と、リサイクル素材やトーレサブルな素材を使用したアンティーク デザインを専門とするチャンは言う。

デザイナーのマーサ・シーリー(Martha Seely)は、スカンジナビアの感性を作品に取り入れている。ホワイトサファイアをあしらった彼女のエレガントで細長いドロップイヤリングは、ストラップレスの Vネックまたはスクープネックのウェディングドレスによく合う。花嫁の母親のために、シーリーは次のように述べている。「ハギーから吊り下げられた交換可能なフープは、結婚式を含む様々なパーティーに合うように、さまざまな方法で着用することができます。」

ハリー・ウィンストンのクラスターダイヤモンドデザインは、ブライダルパーティー、特にブレスレットとブローチのクラシックなスタイルの選択肢だ。またLily Clusterバレッタとバングルは、花嫁自身にぴったりだ。グレース・リーのダイヤモンド ドット コレクションのカスタム バリエーションは、大切な日の母親やブライズメイドに贈る人気のギフトとなっている。

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