EUはロシアへの制裁対象からダイヤモンドを除外

EU(欧州連合)は、ロシアに対する最新の制裁パッケージからダイヤモンドを除外した。

EU理事会が10月6日に発表した新しいパッケージでは、特定の貿易に対する禁止を拡大し、「宝石や貴金属などの宝飾業界で使用される素材」の輸入に制限を課していた。しかし、それの制限にはダイヤモンドの輸入は含まれていない。EUの公式ジャーナルの完全なリストにそのカテゴリーは記載されていない。

最新の制限は、ロシアの鉄鋼、木材パルプ、紙の輸入をターゲットにしている。EUはこの制裁を、ウクライナの一部を併合し、軍隊を動員するロシアのウラジミール・プーチン大統領の行動に対応するものだとしている。

「私たちはロシアの戦争経済にさらに打撃を与え、ロシアの輸出入能力を制限し、ロシアのエネルギーに対する依存から我々自身を解放するための流れに乗っています。」と、EUの外交・安全保障政策担当上級代表であるジョセップ・ボレルは述べている。

このニュースは、アントワープが最も重要な市場の1つとなっているロシア産ダイヤモンド原石の輸入を当局が制限する計画がなかったという当初のレポートを裏付けるものとなった。地元の業界は、そのような禁止は逆効果であると主張していた。

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