AP DIAMOND ブルー・ラボグロウンダイヤモンドフェア@六本木ヒルズ

六本木ヒルズ、けやき坂通りにショップを構えるダイヤモンドジュエリー専門店AP DIAMONDでは、7月1日から「ブルー・ラボグロウンダイヤモンド オーダーフェア」を開催する。

店頭にブルーのラボグロウンダイヤモンドのジュエリーとルース(裸石)を数多く取り揃え、ルースはお客様の好きなデザインのジュエリーに仕立てることができるという。

天然のブルーダイヤモンドは、地中でダイヤモンドが成長する際にホウ素を取り込んで成長するもので、その確率はダイヤモンド産出量全体の10万分の1と言われている(0.001%)。不純物として窒素を含まず、ホウ素を含んだダイヤモンドは「Type2B」と言い、天然ダイヤモンドとしては奇跡的な確率でしか現れない非常に希少性の高いものだ。

天然のブルーダイヤモンドは世界各地のオークションで数千万ドルの値がつくなど高価なことで知られるが、その中でも有名なのは「ホープ・ダイヤモンド(45.5カラット)」だ。ホープ・ダイヤモンドは現在スミソニアン博物館に展示されているが、これは現在の推定価値が3.5億ドルと言われており、世界で最も高価な宝石として知られている。

それだけ希少で高価なダイヤモンドのため、天然のブルーダイヤモンドがジュエリー店に並ぶことはまずなく、またダイヤモンド商であっても一度も見たこともないという人も少なくない。

ラボグロウンダイヤモンドは、この『奇跡』をラボで再現することによって、天然ブルーダイヤモンドと同じ美しいカラーのダイヤモンドを成長させることを可能にしている。

しかし、すべてのブルー・ラボグロウンダイヤモンドが天然ダイヤモンドと同じカラーの原因を持っているわけではない。現在市場で販売されているブルー・ラボグロウンダイヤモンドの多くはダイヤモンドを成長させた後に着色処理を施したもので、これはコストの問題の他に、技術力の問題が大きく関係している。その為、ごく限られた特別なラボ(生産者)のみが、天然ダイヤモンドと同じ色の原因を持つ、美しいブルーカラーのラボグロウンダイヤモンドを成長させることができる。

ブルー・ラボグロウンダイヤモンドの原石。成長した段階でブルーになっているのがわかる。

AP DIAMONDのグループ企業である株式会社ピュアダイヤモンドは、この限られた特別な技術力を持つラボから直接ダイヤモンドを仕入れており、これにより今回、ラボグロウンダイヤモンドの中でも希少なType2Bのブルーダイヤモンドを店頭に数多く取り揃えることができている。

天然ダイヤモンドでは、高価なだけではなく目にすることも滅多にない、ブルーダイヤモンド。天然では10万分の1と言われる奇跡のカラーを見に、是非六本木ヒルズに訪れて頂きたい。

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