IGIは、400億インドルピー(4.77億ドル)の調達を目的とした新規株式公開(IPO)を申請した。
同社が8月22日にインドの2つの証券取引所に提出した目論見書によると、この動きはラボグロウンダイヤモンドに対する世界的な需要の高まりに乗じることを目的としている。IGIは世界でも最大のダイヤモンド鑑定機関の1つであり、また特にラボグロウンダイヤモンド市場の大きなシェアを持っている。
IPOの約75%は適格機関投資家(QIB)に、約15%は非機関投資家に割り当てられる。残りの10%は個人投資家に開放されると、申請書では説明されている。
この公募でIGIの価値は約35億ドルと評価される。同社はIPOで得た資金の一部を使って、株主からIGIベルギーとIGIオランダの発行済み株式を取得する予定であると、申請書には付け加えられている。
IGIの所有者であるブラックストーンは今年4月に初めてIGIの上場を検討した。ブラックストーンは昨年、中国の復星国際とIGIの元CEOであるローランド・ロリーからIGIを約5.7億ドルで買収している。
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