㈱ジンズホールディングス(東京都千代田区、田中仁CEO)は、サステナビリティビジョン「アイウエアを通して、未来の景色を変えていく」のもと、持続可能な社会を実現する取り組みを推進し、この度ステークホルダーに対して、JINSのサステナビリティに関する取り組みを紹介する「サステナビリティレポート2021」を初めて発行し、コーポレートサイト上で公開した。
気候変動などの環境問題やダイバーシティ・インクルージョン、ヘルスケアなど、社会を取り巻くさまざまな課題に対し、JINSはサステナビリティビジョン「アイウエアを通して、未来の景色を変えていく」のもと、中心事業であるアイウエアを起点としたプロダクトやサービスを通じた課題の解決に取り組んでいる。
発行されたレポートでは、JINSのサステナビリティに関する考え方や目標、 各マテリア リティの取り組みを紹介 。また 、2021年度の主だった取り組みや成果を「今年のトピックス」として取り上げている。同レポートを通じて、顧客、株主、取引先、地域社会、従業員などのステークホルダーとコミュニケーションを図り、JINSのサステナビリティや 企業姿勢について理解を深めてもらうことを目指している。
まずはビジョンとして、 2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指す。グループ内のCO2排出を実質ゼロとするため、再生可能エネルギー比率を100%へ。一方、プロダクト については、排気商品ゼロを推し進めると同時に、100%循環型のアイウエアへとシフトすることを考え、トライを続けていくとしている。
また、2050年には近視人口が増加の一途をたどり、50億人に達すると言われていることに対しても、近視をゼロにすることが責任であり責務だと説いている。そのための近視の抑制や予防に関わる研究開発に取り組み、近視ゼロに向かうサービスプラットフォームへ とビジネスを転換させることを追求する。そして、近視抑制技術の研究や心身の健康をめざすアイウエアの開発に留まらず、優れた「見る」体験の提供など、「目」を通して、世界の人々に驚きと喜びを届けるとしている。
サプライチェーンの労働管理としての方針は、人権を尊重し、社内外において、あらゆる人が固有に持つ、国籍、人種、民族、出身、社会的身分、宗教、信条、年齢、性別、性自認、性的指向、心身の障害、疾病などを理由とした差別や、性的嫌がらせ、または他人に嫌がらせと誤解されるおそれのある行為をはじめ、相手に不快感を与える言動など、個人の尊厳を傷つける行為は一切行ってはならないと倫理行動規範にて定めている。また、職場におけるハラスメント(セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント、マタニティハラスメント、SOGIハラスメントなど)を防止し、従業員が遵守すべき事項や防止するための措置等を定め、働きやすい職場環境を実現するために、「ハラスメント防止規程」を定めている。
2030中期目標と進捗では、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みの一つとして女性活躍推進を行っており、2030年までに女性管理職比率を30%にすることを目標としている。従業員比率の50%を占める女性が働きやすい職場環境の整備をさらに進め、育児や介護等の支援制度を充実させていくほか、女性管理職を育成する支援プログラムなどを実施していき、女性のさまざまなキャリア作りを進めていくとしている。
多様な従業員が働きやすい環境を作るため、LGBT研修、キャリア研修、女性活躍のための取り組みなど、ダイバーシティを推進する様々な取り組みを行っている。また、ダイバーシティ推進を担う専任組織を設置し、多様な価値観や発想を組織の力にすることで、新たな価値が創造される仕組み作りも進めている。
安心の製品とサービスにおいての方針は、妥協ゼロの品質基準。顧客の手に届く製品を通じて、顧客の生活をより豊かなものにするため、JINSは常に「妥協0」で品質の向上に取り組んでいる。品質基準は、世界中のメガネメーカーが準拠するISOの国際規格だけでなく、日本工業規格が定めた旧JIS 規格やJINS独自基準を含め、最大20 項目におよぶ検査と人の目による最終検品行程を実施。
また、様々な計算方法がある「ブルーライトカット率」では 広く世界で使われている「EN規格」(欧州統一規格)を採用。厳しい基準の中で世界標準のモノづくりを行っている。さらに、品質をより高めるために、品質保証のグローバル調査機関などの第三者機関による品質安全性確認を行っている。第三者による品質保証を行うことで、製品の安全性や、製造プロセスの信頼性向上に努めている。
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