英国政府はロシアのウクライナ侵攻への圧力として、ロシア産ダイヤモンドの輸入関税の引き上げを決定した。
これは同国を更に国際経済から孤立させることを目的とした英国の政策であり、英国政府が先週した内容によると、ロシアとベラルーシから輸入するダイヤモンドの関税が35%に引き上げられたことになる。
これは天然ダイヤモンドだけではなく、ラボグロウンダイヤモンド、原石、真珠、色石、貴金属やその他宝石も全て対象となる。
英国政府ウェブサイトによると、ダイヤモンド輸入関税は以前は0%であり、これが35%まで引き上げられたことになる。
英国政府は1ヶ月前に「プーチンの戦争マシンに燃料を供給する重要産業を遮断する65の新しいロシア制裁(65 new Russian sanctions to cut off vital industries fueling Putin’s war machine)」を発表、アルロサをそのうちの1つとして指定しており、この35%の輸入関税はその制裁に基づいている。
この新しい制裁を発表した英国国際貿易大臣アン・マリー・トレべアンは「英国は引き続きウクライナと肩を並べ、国際貿易パートナーと緊密に協力してプーチン政権に多大な損害を与え、この違法な戦争を続けるために必要な資源と資金を削減する。」と述べた。
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