パンドラの第４四半期の収益は、ホリデーシーズンの好調とラボグロウンダイヤモンドコレクションの売上急増を受けて予想を上回った。
12月31日までの３カ月の売上高は９％増の108億デンマーククローネ（15億8000万ドル）となり、オーガニックベースで12％増加したと同社は日曜日に発表した。欧州と米国の成長が追い風となり、実質売上高は９%増加した。デンマークの小売店のMomentsコレクションの売上は既存店ベースで４% 増加し、Pandora MEコレクションは６%増加した。タイムレスラインは31%上昇し、パンドラ・ラボグロウンダイヤモンドは83%増収となった。またこの収益増加は好調なホリデーシーズンの恩恵も受けたという。
「ブランドの勢いが継続したことで、ブラックフライデーとクリスマスという主要な販売イベント全体で好調な業績をもたらした。」とパンドラは指摘した。
第４四半期の米国での売上高は本業ベースで前年同期比15%増加し、ドイツでは34%の増加となり、横ばいだった英国、また13%減少となった中国を上回った。
第４四半期の好調な業績により、通年の売上高は６％増加、オーガニックベースでは８％増加し、このパラメータに基づく５～６％増加という同社の従来予想を上回ったと同社は説明した。発表を受けて同社株は序盤の取引で１８％上昇した。
パンドラのCEOであるアレクサンダー・ラシックは「ピーク取引期の業績と2023年の締めくくりに非常に満足しています。」と述べた。また「私たちのブランドが消費者の共感を呼び、その力を増し続けていることは明らかです。」と付け加えた。
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