カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを彩るエシカルジュエリーたち

フランス南部コート・ダジュール沿いの都市カンヌで開かれる世界で最も有名な国際映画祭の一つ、「カンヌ国際映画祭」が今年も今月開催される。(2022年5月17日-28日)

レッドカーペットを彩るセレブリティ達のドレスやジュエリーは毎年注目を集めるが、近年注目されているエシカルジュエリーは、この世界的に有名な映画祭においても着用が増えてきており、新しい基準として定着しつつあるように感じる。

このカンヌ国際映画祭を彩る煌びやかなエシカルジュエリーの一部を紹介したい。

Empriyal x Gemfields(エンプリヤル x ジェムフィールズ)

ザンビアで倫理的に採掘され、彫刻とファセットを施したエメラルド(24.4カラット)は、葉にインスピレーションを受けたデザインで、ダイヤモンドと14金を使用したイヤリングに仕上がっている。ロンドンを拠点とするジェムフィールズと、ジャイプールを拠点とするエンプリヤルのコラボレーションによって実現した。
Gemfields.com

Tiffany & Co.(ティファニー)

責任を持って調達されたダイヤモンド(合計14カラット以上)を使用し、プラチナにセットされたこのブレスレットは、ティファニーの2022年の「ボタニカ」ブルーブックコレクションからのもので、タンポポをモチーフにしている。
tiffany.com

Emily P. Wheeler(エミリー P. ウィーラー)

アメリカLAを拠点とするデザイナーのエミリーP.ウィーラーは、ビルマ・ナムヤ産のヴィンテージオーバルスピネルを中心に、倫理的に調達されたスピネルとダイヤモンドを散りばめた18金ローズゴールドとブラックゴールドの一点ものの”Namya Ring”を制作。価格は64,000ドル。
Emilypwheeler.com

Chopard(ショパール)

チャーリーチャップリンのシティライトからインスピレーションを得た、ショパールレッドカーペットコレクション、薔薇のブローチは、倫理的に採掘された18金ホワイトゴールド、ブラックチタンを使用、倫理的に調達された38.21カラットのダイヤモンドをセットしている。
chopard.com

Fred Leighton(フレッド レイトン)

ニューヨークのアンティークジュエリー商であるフレッド レイトンは、サスティナブルの選択肢として1920年頃のヴィンテージバングルを提供、このヒンジ付きバングルにはペアになるエメラルド(約2.25カラット)がセットされている、価格は100,000ドル。
Fredleighton.com

Loquet London(ロケット ロンドン)

ロケットペンダントを現代的にアプローチする、イギリスのサスティナブルジュエリーブランド。リサイクルゴールド(14金)にエメラルドとダイヤモンドをセッティングしたペンダントは、チャーム部分をカスタマイズ可能。7,500ドルから。
Loquetlondon.com

Messika(メシカ)

フランスのラグジュアリージュエリーブランド、メシカは倫理的に採掘された15.8カラットのイエローダイヤモンドと、倫理的に採掘された18金を使用したリングを制作。
messika.com

VRAI(ヴライ)

アメリカのラボグロウンダイヤモンドジュエリーブランドVRAIは、50ピース以上の異なる6種類のカットのラボグロウンダイヤモンドを14金にセットした、特注のイルミネートチョーカーを制作。58,500ドル。
Vrai.com

Pomellato(ポメラート)

イタリアのジュエラーであるポメラートは、金継ぎと呼ばれる日本の修復技術を使用して他にはないヴィーナスカメオを修復。このカメオは、ブラウンダイヤモンドをパヴェセッティングした、倫理的に採掘されたローズゴールドにセットされている。130,000ドル。
pomellato.com

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