上海ダイヤモンド取引所は、世界ダイヤモンド取引所連盟 (WFDB) と協力して中国での天然ダイヤモンドの促進に取り組んでいる。
双方は今年3月の会談後、大規模なマーケティングキャンペーンに関する覚書(MOU)に署名した。
同国の宝石・宝飾品貿易協会によると、中国はラボグロウンダイヤモンド全体の40~50%を生産している。
しかし、中国最大のジュエラーである周大福の調査によると、中国の消費者の4分の3は、天然ダイヤモンドはラボグロウンダイヤモンドよりも価値がある考えているという。
「WFDBは、中国でのダイヤモンド需要の減少がダイヤモンド市場に重大な不均衡を引き起こし、世界のダイヤモンド産業にとって大きな課題となっていると認識している」とWFDB会長のヨラム・ドヴァシュは述べた。
同氏は、上海ダイヤモンド取引所とのMOUは、天然ダイヤモンドの世界第2位の市場である中国で強力なダイヤモンド産業を育成するための重要な一歩であると付け加えた。
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