バンク・オブ・アメリカはダイヤモンドの価格予測を15%引き上げ

米国ノースカロライナ州に本部を置くバンク・オブ・アメリカは2022年のダイヤモンド価格の予測を15%引き上げると発表した。

引き上げの理論的根拠は、その他多くの数多くの商品と同様、供給の低下と需要の増加がより高い価格水準を意味するということだ。その背後には、ロシア戦争、中国経済、インフレの影響がある。

ロシア戦争に起因する数々の制裁や規制により、ロシア産のダイヤモンド原石は西側諸国へ流通することを非常に困難にしており、また中国のゼロコロナ政策による封鎖や規制は主要都市での贅沢品への支出に影響を与えている。一方、バンク・オブ・アメリカは、米国によるダイヤモンドの需要は全世界の約50%を占めていると述べる。

ジェイソン・フェアクロー率いるアナリスト達は、ダイヤモンドの価格は歴史的にインフレを上回っており、「コストが高いほど限界コストが高くなる = 期待価格が高くなる」ため、ダイヤモンドコストが上がると価格も強気になるという。

「現在のダイヤモンド供給量は2008年の経済危機(リーマンショック)以来で最も低いレベルであり、2023年までに世界的なダイヤモンド原石の年間生産量は1.14億カラットを超えないと予想される。この価格は以前として2017年の水準を下回っている。」

「消費者にとってそれらの贅沢品に取って代わる商品は今のところ見つからない。これまで旅行の回復が贅沢品の消費に影響を与えると予想されたこともあったが、現在の状況から見るとその影響は大きくないように見える。その為、ダイヤモンドの需要の維持は強気な価格をを保つことができると予想される。」とアナリストチームは述べ、この需要と供給の関係はダイヤモンドの価格水準を短期的に支持する重要な基礎だとしている。

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