スペインの武装警察は、シエラレオネの11年間の内戦の背後にいる反政府勢力に資金を提供するため「ブラッドダイヤモンド」を密輸した疑いのある男を逮捕した。
この男は先週火曜日(7月2日)、ブラジルからの飛行機でマラガ空港に到着した後、スペイン国家警察に拘束され、現在は裁判を待つために拘留されている。
名前が現在明らかにされていないこの男性は、反政府武装集団である統一革命戦線(RUF)に資金を提供するため、奴隷労働により採掘したダイヤモンドの資金洗浄を行う作戦の責任者とされている。
「彼は、シエラレオネの民間人を奴隷にした準軍事民兵が入手したダイヤモンドの流通と洗浄を容易にするビジネス計画に関与していた。」と警察は述べた。
警察は、この容疑者がダイヤモンドの本当の産地を隠蔽し、隣国リベリア産だと主張し、そのほとんどをベルギーの会社に売却したと主張している。
捜査は、準軍事民兵が運営する鉱山の1つで奴隷として働いたとされる民間人被害者からの告訴を受けて、2020年に開始された。
「統一革命戦線の少年兵が管理するコノとボエドゥの鉱山で主に採掘されたこれらの宝石を違法に入手した後、ダイヤモンドはリベリアのビジネスネットワークの子会社の1つに届けられた。」と警察はプレスリリースで述べた。
「捜査官によると、逮捕された男性はこれらのダイヤモンドの対面購入に直接関与していたとみられ、直接彼にダイヤモンドを届けたRUFの軍人(の話)と一致している。」と説明している。
コメント