香港を拠点とするジュエリー小売業者、周生生（Chow Sang Sang）は、２年間のオンライン運営を経てラボグロウンダイヤモンドを扱う初の実店舗をオープンした。
周生生のラボグロウンダイヤモンドブランド『The Future Rocks』は、今年前半に香港でポップアップ ストアをオープンしたと同社は発表した。同社はまたコレクションを拡大し、ラボグロウンダイヤモンドとサファイアのジュエリーの新ラインを提供していると述べた。
一方、同社の6月30日までの６か月間の売上高は前年比13%減の113億1,000万香港ドル（14億5,000 万ドル）となった。小売売上高は13%減の110億5,000万香港ドル（14億2,000万ドル）となり、不動産投資を主とするその他の収益は20%減の2億6,370万香港ドル（3,380 万ドル）となった。利益は37%減の5億1,980万香港ドル（6,670 万ドル）となった。
周生生によると、第１四半期、香港とマカオの既存店売上高（12か月以上営業している店舗）は堅調で、前年比4％増となった。しかし、中国本土では前年に香港と中国本土の間の往来が再開され、消費者がラグジュアリー商品を購入するようになった前年同期との比較が不利に働き、同期間、既存店売上高は9％減少した。第２四半期は金価格の上昇により既存店売上高が低迷し、中国と香港・マカオの両方で売上高が24％減少した。
上半期、中国では金ジュエリーの既存店売上高が12％減少し、ダイヤモンドジュエリーは42％減少した。香港とマカオでは、金の既存店売上高が8％減少し、ダイヤモンドを使用したジュエリーは21％減少したと同社は付け加えた。
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