ブリリアントアースは大気から製造したラボグロウンダイヤモンドの提供を開始

オムニチャネルジュエリー小売企業であるブリリアントアースは、100%再生可能エネルギーを使用した2つのラボグロウンダイヤモンドジュエリーコレクションをリリースした。

サンフランシスコに拠点を置く同社は先週火曜日、このラボグロウンダイヤモンドを供給する企業は「全従業員の安全で健康的な労働条件」を含む「ブリリアントアースのサプライヤー行動規範」を満たしていると発表した。ただし、この企業名は明らかにしていない。

最初のラインであるキャプチャーコレクションは、「カーボンキャプチャー技術(大気中から炭素を収集する技術)」を利用し、ブライダルやファインジュエリー向けに伝統的なカットやファンシーシェイプにカットされたダイヤモンドを使用している。ブリリアントアースによると、ダイヤモンドは再生可能エネルギーで生産されているという。またダイヤモンドを製造する企業は同社と同じ国にあるため、輸送による排出量が最小限に抑えられると付け加えた。

CEO兼共同創設者のベス・ガースタインによると、ブリリアントアースは、大気中から回収した炭素を利用したダイヤモンドを大規模に消費者に直接提供する初の企業だという。

2番目のラインはリニューアブルコレクションでで、主にダイヤモンドの成長過程で風力発電や太陽光発電で生成される再生可能エネルギーを使用しているという。ブリリアントアースが、成長過程で再生可能エネルギーを利用したラボ グロウンダイヤモンドを提供するのは今回が初めてだ。

ブリリアントアースは「健全な労働条件、妥当な労働時間、公正な賃金を確保するため」自社のラボグロウンダイヤモンド製造業者の92%以上を監査したと同社は述べた。

また同社は、デビアスの天然ダイヤモンド用ブロックチェーン技術プラットフォームである Tracr との提携により、供給源から顧客まで何千もの天然ダイヤモンドの追跡を可能にしたと最近発表している。

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