デビアスは、事業の合理化と非中核事業の売却に向けた取り組みの一環として、オーストラリアの鉄鉱石権益を売却した。
同社は月曜日、西ピルバラのオンスロー鉄鉱プロジェクトに関連するロイヤルティ権を売却する正式契約を締結したと発表した。
トーラス・ファンズ・マネジメントは、子会社のデビアス・エクスプロレーション・オーストラリアに対して現金1億2500万ドルを前払いし、後日最大2500万ドルで買収する。デビアスは、この取引が今年の第4四半期に完了すると予想している。
このロイヤルティは、デビアスがオーストラリアで実施したダイヤモンド鉱床探査プロジェクトの結果としてもたらされたものだ。このプロジェクトではダイヤモンドの有望な鉱床は見つからなかったが、探査地には鉄鉱床があった。デビアスはその後、この地を現金とロイヤルティ権で売却した。鉄鉱床が開発された今、デビアスは「ロイヤルティ権を価値あるものに売却する機会だ。」と述べた。
「5月31日にオリジンズ戦略を発表した際、デビアスの合理化を約束しました。」とデビアスのアル・クックCEOは月曜日にSNSの投稿で述べた。「これは、人材、リソース、資本を、当社が最も得意とするダイヤモンドに集中できるようになることを意味します。」と述べている。
デビアスは人員の再編により間接費の削減で大きな進歩を遂げている、とクックは声明で付け加えた。
先週、親会社のアングロ・アメリカンは、資金節約のために生産を削減する「選択肢を検討中」であると発表していた。
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