米国宝石学協会(GIA)は、イスラエル現地での依頼が「大幅に」減少したため、今年末までにイスラエル、ラマト・ガンにあるラボを閉鎖すると発表した。
GIAは今週火曜日、グレーディングのために持ち込まれるダイヤモンドの数が減少したのは、ダイヤモンド業界の課題の結果であると述べた。運営費と人員を削減したにもかかわらず、イスラエルのラボは財政的に維持できなくなったとGIAは説明した。
現在イスラエルのラボにあるダイヤモンドはすべて、依頼されたレポートとともに顧客に返却される。
GIAは11月17日から、ラマト・ガンのラボから他のGIAラボへの提出の誘導を開始するが、影響を受ける顧客に追加のサービス料金はかからない。これまでイスラエルでサービスされていなかった対象のダイヤモンドには、通常の配送料がかかる。
「イスラエルは引き続き、ダイヤモンドの特殊なカットと研磨の重要な拠点です」とGIAのCEO、スーザン・ジャックは述べ、「私たちは他のGIA拠点を通じてお客様にサービスを提供します。」と説明した。
GIAはまた、ラマト・ガンで他のGIAラボのサービスを受けるためにウォークイン申請を容易にするサードパーティシステムの開発にも取り組んでいる。GIAは近日中に詳細を発表すると付け加えた。
GIAは2012年にラマト・ガンのラボを開設している。
コメント