ボツワナ共和国とデビアスグループは、デブスワナのダイヤモンド原石販売に関する既存の契約を1年間、2023年6月まで延長した。
「2022年上半期に締結された新しい合意に向けたさらなる進歩に続いて、両当事者は進行中の議論の最終決定を可能にするために1年間の延長に同意した」と声明は述べている。
アフリカインテリジェンスによると、ボツワナ大統領モグウィーツィ・マシシは直近のベルギー・アントワープへの訪問で、HBアントワープと鉱山企業ルカラが行った契約に興味を持ったと述べている。両者の契約は、ダイヤモンドをクレジットで販売し、ルカラは最終的なポリッシュダイヤモンドの価格のパーセントを得るというものだ。
デビアスのダイヤモンドの大部分を占めるデブスワナは、デビアスとボツワナ政府が共同で所有している。
ボツワナ共和国とデビアスは、パンデミック前から新しい契約について交渉してきた。両当事者が最後に署名した契約は2011年で、そこではデビアスによるダイヤモンド選別と販売の機能をボツワナのハボローネに移すことが求められた。それは2012年に実行されている。
契約の延長はこれで3回目になる。前契約は2020年に期限が切れる予定だったが、パンデミックのため昨年6ヶ月延長し、2021年12月までとなっていた。
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