国際ダイヤモンド業界市場 週間レポート 22.10.08[RAPAPORT]

  • 価格が軟化しているため、マーケットのムードは慎重。
  • 1ctのRAPI(RAPAPORTプライスインデックス)は、 9月に-3.8%、第3四半期は-9.7%となった。
  • ジュエリー小売企業は年末のホリデーシーズンに向けて安定した販売を期待している一方、経済的不確実性の中で多くの在庫を持たないように注意している。
  • 米国は2四半期連続でGDPが-0.6%に縮小し、不況に陥っている。
  • 9月のデビアスの売上高は2% 増加し5億ドルに到達、その後原石マーケットは低迷。
  • RapNetのダイヤモンド在庫は+10%で188万点となった。
  • ベルギー議会が新しい銀行基本法を承認し、アントワープのディーラーは金融サービスへの利用が容易になることを期待している。
  • イスラエルの9月のポリッシュダイヤモンドの輸出は+113%の4.2億ドル、ダイヤモンド原石の輸入は +28%の1.9億ドルとなった。
ファンシーシェイプ

ファッションジュエリーの促進が、長めのオーバル、エメラルドカット、ラディアントの需要を促進している。ミディアムとショート比率の商品は需要が弱く、価値が下落している。 0.30~1.20ctのファンシーシェイプの需要は低い。1.25ctアップ、F-J、VS-SIの商品の需要は安定。カット品質の良いファンシーシェイプの供給不足が価格を支持している。オーバルを筆頭に、ラディアント、エメラルド、ペア、クッション、マーキスがそれに続く。 消費者が様々なシェイプを求めているので小売店はより幅広いシェイプを取り扱い始めている。大きなサイズのファンシーシェイプに関しては通常よりも高い価格で取引されており、エクセレントカットのファンシーシェイプにはプレミアム価格が設定されている。カットの優れないファンシーシェイプは依然として販売が困難。

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