ジュエリーマーケットリサーチ企業であるThe MVEyeの最新の調査によると、現在米国でのジュエリー小売業者の約3/4がラボグロウンダイヤモンドを販売しており、天然ダイヤモンドカテゴリーは侵食されているという。
現在ラボグロウンダイヤモンドを扱う小売業者の多くは、ラボグロウンダイヤモンドの利益率が天然ダイヤモンドよりも20%から40%高いと述べている。またこの調査では、米国の小売業者の72%がラボグロウンダイヤモンドを販売しており、現在取り扱っていない業者であっても半数が取り扱いを検討していると述べている。
消費者に対して最も広く使われているラボグロウンダイヤモンドのメッセージは、「予算の中でより大きなダイヤモンドを手に入れられる」 (42%)というもので、次に「コスト削減」 (36%) と「サスティナブル」 (11%) が続く。
The MVEyeの社長兼共同創業者であるリズ・シャトレインは「このリサーチは、ラボグロウンダイヤモンドのディスラプションが米国の国境をはるかに超えて進行しており、現在、世界中の市場で消費者の需要が高まっていることを示しています。 そして、天然ダイヤモンドカテゴリーが現在侵食されているという明確な証拠があります。」と述べる。
オーストラリア、カナダ、EU、ニュージーランド、英国、米国での178の小売業者の46%が、ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドビジネスを侵食しているという事実に完全に同意すると述べている。また、消費者の36%が予算を超えて、天然ダイヤモンドの2倍のサイズのラボグロウンダイヤモンドを購入しているという。
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