ポルトガルの通信社であるLusaは、デビアスがアンゴラでポテンシャルの高いキンバーライト鉱床を新たに8か所特定したと報道した。
デビアスは10年ぶりに2022年に同国での探査を再開し、2月にはアンゴラの国立鉱物資源庁、同国の国営鉱業・貿易会社エンディアマおよびソディアムと覚書(MoU)を締結した。
デビアスによる航空調査ではこれまでに、巨大なカトカ鉱山がある北東部のルンダ・スル州で8か所の鉱床が特定されている。デビアスは現在、エンディアマとともにさらに6か所の探査を行っている。
アンゴラはダイヤモンドの豊富な領土の60%をまだ探査していない。同社は昨年11月に新たなルエレ・ダイヤモンド鉱山を開設し、これにより年間生産量は2023年の970万カラットから今年は1460万カラットに増加すると予想されている。
覚書の条件に基づき、探査対象となるキンバーライト鉱床の見直しが行われ、ダイヤモンド生産の透明性と追跡可能性が促進される。
コメント