インドのラボグロウン産業への改革と予算は「天然ダイヤモンドを無視している」と非難される

インドのダイヤモンド研磨業者は、先週の予算案で天然ダイヤモンドに対する２%の平衡税を廃止する要求が無視されたことに不満をあらわにしている。

ニルマラ・シタラマン財務相が先週発表した通り、ラボグロウンダイヤモンド産業は、ダイヤモンドを成長させる際に使用するシードに対する５%の輸入関税の廃止により恩恵を受けることになる。

一方で、インドのダイヤモンド製造業の90%を占める天然ダイヤモンドに対しては何も減税されなかった。

インド宝石ジュエリー協議会の会長サイヤム・メタは「連合予算は、ラボグロウンダイヤモンドセクターに資金を与えながら、業界の他のセクターを完全に無視した。」と非難した。

インドのダイヤモンド業界のリーダーたちは政府に対し、オンラインでダイヤモンド原石を購入するすべてのインド企業に適用される２%の平衡税を廃止するよう求めていた。また、ポリッシュダイヤモンドの輸入税を５%から半減し、金、プラチナ、銀の輸入税を引き下げるようにも求めていた。