インドで第二回のラボグロウンダイヤモンド展示会が開催、取引は盛況

第二回となる「ラボグロウンダイヤモンド&ジュエリー展(LDJS 2022)」が、8月5日から8日までムンバイのJio World Convention Centreで開催された。

主催者によると、この展示会でバイヤーからの8,800万ドル(約114.4億円相当)の注文が発生したと主催者は述べている。この展示会には100以上の企業が出展し、4日間で25,000人の来場者を集めた。

「我々は、ラボグロウンダイヤモンドの分野に大きな可能性を感じています。」と、ラボグロウンダイヤモンドジュエリー推進評議会(LGDJPC)の議長、ラジェシュ・バジャジはインディアン・エクスプレス紙に語った。また、「香港、シンガポール、中東のバイヤーからも大量の注文が入っています。」と述べた。バジャジは、第二回目となる展示会でバイヤーによる注文が70億ルピー(8,800万ドル、114.4億円)相当に達したと明かしている。

スーラト ラボグロウンダイヤモンド協会の会長、バブバイ・ヴァガニによると、ダイヤモンド研磨の世界的な羽生であるスーラトには現在200のラボグロウンダイヤモンドユニットがあり、天然ダイヤモンドの価格の5分の1未満でダイヤモンドを生産しているという。

ジェムアンドジュエリーエクスポートカウンシル(GJPEC)の統計では、インドからのラボグロウンダイヤモンドの輸出総額は2022年3月までの1年間で2倍以上増し、12億ドル(約1,560億円)に達している。

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