リアリティTVスターとして知られるキム・カーダシアンは、ダイアナ妃が好んで着用したアタラ・クロスをサザビーズ・ロンドンで落札した。
このアイテムは王室御用達ジュエラーであるガラードによって作成された１回限りのプライベートコミッションで、ダイヤモンドとアメジストがセットされている。カーダシアンは、他の３人の入札者と競った後、水曜日のロイヤルアンドノーブルセールで163,800ポンド（197,453ドル）で落札した。この価格は、80,000ポンドから120,000ポンド（97,709ドルから146,563ドル）の落札予想を上回っている。
サザビーズ・ロンドンのジュエリーの責任者であるクリスチャン・スポフフォースは「これは、そのサイズ、カラー、スタイルからして大胆なジュエリーであり、信仰であろうとファッションであろうと、あるいはその両方であろうと、力強い声明を意味するでしょう。」と語った。また、「この作品が別の世界的に有名な名前の手に渡ったことを嬉しく思います。」と付け加えた。
このペンダントは、アスプレイ&ガラードの元CEOであるナイム・アタラにちなんで名付けられた。ダイアナ妃はネックレスを数回着用し、その中で最も有名なのは、妊娠中や出産中の人権の保護に取り組む慈善団体であるBirthrightを支援する1987年のガラだ。彼女はその作品をデザイナーのキャサリン・ウォーカーの紫色のドレスと組み合わせた。アタラ・クロスはダイアナ妃だけが着用し、彼女の死後、二度と公の場で見られなかった、とサザビーズは説明した。
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