「シチズンの森」が誕生。坂本龍一氏が創立したmore trees とパートナーシップを締結。

シチズン時計㈱(東京都西東京市、佐藤敏彦社長)は、「都市と森をつなぐ」をキーワードに森林保全を行う(一社)more treesの活動に賛同し、企業収益の一部の寄付を通じて、森林保全活動を支援することを発表した。

支援の一環として、長野県下伊那郡根羽村に約1haの「シチズンの森」を設立し、現地にて森林保全活動を継続的に行う。

6月6日に根羽村役場にて、関係者出席による協定式を実施し、その後「シチズンの森」で記念植樹を行った。

日本の国土の約7割を占めている森林は、CO2を吸収することによる地球温暖化防止や、土砂災害を防止する機能、生物の多様性を保つ機能などを持っている。多様な樹種の木々が集う「多様性のある森づくり」を進め、「森と人がずっと共に生きる社会」を目指すmore treesのビジョンに共感し、今年4月にパートナーシップを締結した。

今後もmore trees・根羽村と協働で森林保全活動に取り組みながら、森林について学び・考えるイベントの実施や、国産材を活用したグッズ制作等を行い、「多様性のある森づくり」を支援していく。

同社は、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念の下、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。定期的な電池交換が不要の光発電エコ・ドライブや一部の文字板に再生ポリカーボネートを使用するなど、環境に配慮した製品を通じ、循環型社会の実現に向けて貢献していく。

more treesは、音楽家の坂本龍一氏が創立し、建築家の隈研吾氏が代表を務める森林保全団体。地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っている。

www.more-trees.org/

シチズン時計とは>

シチズン時計は、腕時計の部品から、完成時計の組立・調整まで自社一貫製造できるマニュファクチュールであり、世界約140の国と地域でビジネスを展開しています。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、機械式からはじまり、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。シチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。

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