G7がロシアダイヤモンドへの制裁を始めてから最初の6か月間で、ロシアからインドへのダイヤモンド原石輸出は20%以上増加し、410万カラットとなった。
インド商工省によると、2024年1月から6月までで22.23%増加しているという。一方で価格は6億1,400万ドルから5億2,000万ドルへと下落し、収益は15.22%減少した。
また6月だけでもロシアからの輸出は34万7,620カラットとなり、前年同月比で約32%増加している。
G7とEU諸国は、1月1日からカットや研磨された場所を問わず、1.0カラット以上のすべてのロシア産ダイヤモンドに制裁を課した。この制裁の対象は9月1日から0.50カラット以上に引き下げられた。
ロシアからインドに輸入されるダイヤモンド原石は、G7とEU以外の市場にしか販売できない。
インドのダイヤモンド業界は、制裁対象となっているロシアのダイヤモンド原石の購入がより容易になるよう、政府にロシアへの直接支払いを認めるよう求めてきた。
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