MRX – 別世界が広がる没入型リアル体験ゲーム富裕層向けのジャンルも夢ではない

若者に人気の「脱出ゲーム」は、オンライン上のアドベンチャーゲームとして1980年代から存在したものであり、遊園地でのお化け屋敷やヨーロッパの迷路園なども同じジャンルで、形を変えて急速にジャンルを拡大している世界的に広がっているエンターテイメントである。

日本国内では2010年頃から各地でイベントなどが積極的に開催され、「リアル体験型脱出ゲーム」などと称し、オンラインでも人気が高いがリアルな謎解きイベントなどとしても各地で楽しまれている。

昨年の11月に、東京・築地にグランドオープンした劇場型マトリックスゲーム「MRX 魔王の日曜日」も同じジャンルではあるが、まだ他にはない最新のイマーシブが体験できる劇場型リアルな没入型体験マトリックスゲームとして、感動と驚きを届ける注目のエンターテイメントである。

特筆すべきは、若者だけではなく高級レストランや演劇などの代わりに、新しい特別な体験を求める顧客などに提供してみても面白そうなのである。

中身についてはネタバレとなるので詳しく書けないのだが、何度も体験できるようにレベルの調整が可能となっている上、人に合わせたストーリー構成から恐怖度まで細かく変えることができ、様々なステージを用意できるという。

現在公開されている「弥生第一章」は、謎解きしながら別世界へと没入していくストーリー。プレーヤーは2名～6名を推奨。推奨年齢は12歳以上。およそ90分のエンターテイメントになる。

1年後には第二章が始まっているかもしれないので、早めに体験しておくことと、このジャンルは既に幅広くレベル分けから様々な空間が用意されていることから、1年も経てば更に新しい世界が生まれているかもしれないほど、楽しみ方が広がっている世界なので、色々と体験しておきたい。

いつかは富裕層向けの体験型ゲームが存在しているかもしれない。若者が対象と決めつけずに一度体験してみることをお勧めする。