G7はロシアの金に制裁を課す – G7サミット

26日にドイツ南部エルマウで先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催され、ジョー・バイデン大統領は米国と他の7つの主要経済国のグループ(G7)がロシアからの金の輸入を禁止すると述べた。

カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、米国、英国で構成されるG7諸国は、ロシアから新しく採掘または精製された金の輸入を禁止することを決議した。この禁止は、制裁以前にロシアから輸出された金には適用されない。

バイデン政権の幹部は、金はエネルギーに次ぐロシアの2番目に大きな輸出産業であり、金の輸入を規制することはロシアを世界経済からさらに孤立させることになると述べている。

バイデン大統領は、「米国はウクライナとの戦争資金に必要な収入を削除するため、プーチン大統領に前例のないコストを課した」と述べた。

英国のボリス・ジョンソン首相は、ロシアの金の禁止は「ロシアのオリガルヒ(財閥)を直接攻撃し、プーチンの戦争機械の中心を攻撃する。」と、ロシアのウラジミール・プーチン大統領へ言及し述べた。

ホワイトハウスによると、近年、金はエネルギーに次ぐロシアの最大の輸出であり、2020年には約190億ドル、世界の金の輸出の約5%に達していると推定されている。(ワールドゴールドカウンシルの推定では、ロシアは世界の金の約10分の1を供給しており、1,400億ドル相当の埋蔵量を持っているとされている。)

ロシアの金の輸出のうち、90%はG7諸国に委託されており、また90%以上の輸出(170億ドル近く)は英国への輸出となっている。米国の2019年のロシアからに金の輸入は2億ドル未満であり、2020年と2021年はそれぞれ100万ドル未満の輸入となっている。

ダイヤモンドに引き続きロシアに課された金に対する制裁は、金の相場に影響を与える可能性があるためジュエリー業界にとっても動向が注目される。

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