需要の増加によりペトラのダイヤモンド原石入札額が上昇

ダイヤモンド原石の需要増加に伴い、鉱山業者であるペトラ・ダイヤモンドズの年間6回目の入札でダイヤモンド原石価格が急騰している。

今年6月の同社の売上は9,300万ドルに達し、、5月の8,610万ドルから8%増加した、とペトラは報告している。同品質の原石の価格は8%上昇したという。RAPAPORTの計算によると、平均価格は毎月21%上昇している。ペトラは5月の入札で13.74ctsのブルーダイヤモンドを570万ドルで販売しているが、6月はそのような特別な出品がなかったにも関わらず売上が増加した。

「この入札は、ダイヤモンド原石市場の継続的な強さを証明している。」とペトラCEOのリチャード・ダフィーは述べている。原石価格はすべてのカテゴリーで増加しているが、同社は過去12ヶ月間、宝飾品質のホワイトとカラー両方の価格に特定の強さを確認している。

同社は4月に635,806ctsを販売したが、今回の入札では569,496ctsを販売している。この販売は6月末のペトラ社の会計年度の最後ものだった。

通年でペトラは6回の入札を実施、合計350万cts、5.845億ドルのダイヤモンド原石を販売した。前年度は6回の入札で合計400万cts、4.69億ドルであり、2022年度の同クオリティの原石価格は前年比で42%急上昇している。

ペトラは7月19日に会計年度の結果を発表するとしている。2023年度の最初の入札は8月から9月の間に実施される予定。

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