HBアントワープがデジタルプロテクト・ダイヤモンドカプセルを発売

ベルギーのメーカーであるHBアントワープ(HB Antwerp)は、個々のダイヤモンドをデジタル技術で安全に保持するダイヤモンドボールト(カプセル)を発表、このデバイスが原産地検証を保証し、改ざんからダイヤモンドを保護すると述べている。

この新しいHBカプセルは、それぞれのダイヤモンドのサプライチェーン上で取り扱いが許可されている人のみが開くことができるという。このシステムは、ブロックチェーン技術とデータ分析を使用して、ダイヤモンドの旅のあらゆる段階を追跡し、カプセルがロック解除されるたびに情報を登録する。また、ダイヤモンドの旅に沿って数千のデータポイントをキャプチャし、マイクロソフトと提携して作成したHBのデジタル台帳に情報を保存する。

このデバイスは、ダイヤモンド業界初の「免責事項なしで原産地を保証する」ものになると同社は述べている。

「100年前から続くパーセル(小包紙)を”モノのインターネット(IoT)”デバイスに置き換えることで、実際のダイヤモンドだけでなく、ラフから研磨までの加工プロセス中に作成されたすべてのデータを保存することができます。」と、HBアントワープの共同創設者シャイ・デ・トレドは述べている。

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