ボツワナ大統領がデビアスとの取引に言及「我々はさらに多くを望み、手にいれる」

ボツワナのモクウィツィ・マシシ大統領は、ボツワナがもっと多くの利益を望み、デビアスとの取引からより多くの利益を得るのは「論理的」だと述べた。

マシシ大統領は、現在デビアスが原石の4 分の3を販売している54年間に及ぶジョイントベンチャー契約に関する最新のコメントで、圧力を強化した。

ロイターの報道によると、「ダイヤモンドが私たちのものであるという事実に加えて、原石取引のみに自分たちを追いやり続けることは意味がない。なので、我々が更に多くを求め、更に多くを手に入れようとしているのは当然の事だ、ただし交渉を通じてそれをする。」と大統領は述べたという。

マシシ大統領は先月、より多くの利益を得ない限り、デビアスとの取引から手を引くと脅しをかけている。

当初の合意は、デビアスはボツワナのダイヤモンドの90%を販売し、国営のオカバンゴダイヤモンドカンパニーが残りの10%を売却するというものだった。2020年にこの割合が75:25に調整されている。

双方はこの取引の新条件について合意に達することができておらず、既存の取引を今年6月30日まで延長している。

先月、デビアスの前CEOであるブルース・クリーバーは辞任する直前に、「ボツワナは我々が稼いだ1ドルにつき80セントを受け取り、我々は生み出されたお金の20セントを受け取っています。これはウィンウィンの状況であると確信しています。」と述べていた。

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