ボツワナはデビアスを「捨てる」可能性を否定

ボツワナのサンデー・スタンダード紙は、ボツワナが国営企業であるオカバンゴ・ダイヤモンド・カンパニーを通じて、ボツワナの多くのダイヤモンドを、ルカラ・ダイヤモンド社とベルギーのHBアントワープのパートナーシッププログラムに提供することを計画していると述べた。

これに対してデビアスの広報は、ボツワナの首都ハボローネで開催された会議でのマシシ大統領の演説に言及し、何百人もの観衆を前にしたスピーチで大統領が、この話が馬鹿げていると公的に力強く反論した、と述べた。

ボツワナの鉱物エネルギー省のエレン・リチャード・マディサ次官は月曜日の声明で、「同省は、サンデー・スタンダード紙が提供した情報は虚偽であり、根拠がなく、国民を混乱させようとしていると断固として述べたいと考えている。」と述べた。

先のマシシ大統領の発言は、今週初めにデビアスとボツワナ政府がハボローネで共同開催したイベント、「ナチュラル ダイヤモンド サミット」でのものだ。この会議はキンバリー プロセス プレナリーと同時に開催され、デビアスとボツワナ政府の間で進行中の両当事者の販売契約交渉の中でのものだ。

サンデー・スタンダード紙は、現在の売却契約でデビアスがボツワナの大きく高品質なダイヤモンドを「過小評価することで、数十億プラを稼ぐ」ことができ、ルカラとHBは、これらのダイヤモンドを「狙っている」と主張している。(プラ – ボツワナの通貨単位 1プラ=約10円)

ルカラとHBは既に独自のパートナーシップを開始しており、ボツワナのカロウェ鉱山を所有するルカラは、10.8cts以上のダイヤモンド原石を全てHBに販売している。

HBとルカラはコメントを出しておらず、マシシ大統領は月曜日のツイッターへの投稿で、国は「業界との共同作業を継続する」ことを望んでいると述べた。

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