国際ダイヤモンド業界市場 週間レポート 23.02.10[RAPAPORT]

  • ダイヤモンド市場はセグメント化されてきている – 小さいサイズの商品は安定しており、0.50ct以上の大きいサイズの商品は価格不確実性の中で弱くなっている。
  • 米国の需要は経済見通しの低迷のために慎重になっているが、ディーラーはアリゾナで開催されたセンチュリオンショーで安定した注文を確認している。
  • 全米小売業協会は、ジュエリーがバレンタインデーギフトのトップリストになると予想しているが、売上は昨年よりも下がるだろうと見ている。
  • 中国市場の回復がトレーダーの期待を高めている。
  • Bainの報告によると、中国市場はコロナのロックダウンによる2022年のジュエリーセグメントの10%~15%の減少から改善し、ラグジュアリー市場が回復している。
  • タイタンの第3四半期の売上高は16%増の140億ドル、利益はー10%の1.23億ドルとなった。
  • ダイヤモンド原石の取引は遅い。
  • ポリッシュダイヤモンドの市場在庫が多く、研磨業者は生産を低く抑えている。
  • サザビーズは香港でのセールで1,300万ドルを獲得する。
ファンシーシェイプ

ファッションジュエリーの促進が、長めのオーバル、エメラルドカット、ラディアントの需要を促進している。ミディアム・ショート比率の商品は需要が弱く、価値が下落している。 0.30~1.20ctのファンシーシェイプの需要は低い。1.25ctアップ、F-J、VS-SIの商品の需要は安定。カット品質の良いファンシーシェイプの供給不足が価格を支持している。オーバルを筆頭に、ラディアント、エメラルド、ペア、クッション、マーキスがそれに続く。 消費者が様々なシェイプを求めているので小売店はより幅広いシェイプを取り扱い始めている。大きなサイズのファンシーシェイプに関しては通常よりも高い価格で取引されており、エクセレントカットのファンシーシェイプにはプレミアム価格が設定されている。カットの優れないファンシーシェイプは依然として販売が困難。

アメリカ

センチュリオンショーの後の市場期待上昇は安定した需要を示している。ファンシーカラーダイヤモンドの売上は好調。ジュエリー小売商は商品を仕入れているが、通常の1月から2月に典型的な大量購入ではない。1.50ct以上の細長いファンシーシェイプが人気。クッション、オーバル、ラディアントが最も人気がある。バレンタインデーに向けて期待が高まっている。

ベルギー

アントワープでの取引は活発だが、通常の第1四半期に比べると注文は少ない。ホリデーシーズンに続き、ヨーロッパのラグジュアリーブランドからの安定した需要。0.50ctから1ct、G-I、VVS2、3EXの市場は安定。1ct以上は少し弱い。大きいものより小さい原石の方が好調。

イスラエル

市場は慎重。インドの製造業者の低迷にもかかわらず多くの商品が入手可能になっている。プロポーションの良いファンシーシェイプの動きが良い。この時期は米国の需要は鈍化。極東向けのサプライヤーはビジネスの回復を感じている。一部のディーラーは来週ドバイで開催されるジュエリー、ジェム&テクノロジー(JGT)ショーに訪れる予定。

インド

米国市場の注文減速はインドのポリッシュダイヤモンドの取引に影響を与える。ブライダルシーズンを控え国内需要は堅調。中国市場の回復により、0.30ctから0.69ct、D-K、VS-I1、3EXの需要が上昇。メレサイズは安定。メーカーが低生産を維持しているため、ダイヤモンド原石の市場は静か。WFDB(世界ダイヤモンド証券取引所連盟)のYoung Diamantairesグループの約50人のメンバーがスーラトとムンバイを訪問する。

中国・香港

ポリッシュダイヤモンドの取引は低調だが、徐々に改善している。中国国境の解放後街に人が増えたが、ディーラーはまだビジネスの回復を待っている。最近の価格下落後、売り手は価格を堅持してい流。旧正月休みの後、中国のバイヤーは次の時期を伺っている。高級ブランドを中心に小売は回復。

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