パンドラは2026年にラボグロウンダイヤモンドの売上1.4億ドルを目指す

10月5日、パンドラ(PANDORA)は最新の財政目標を発表した。「野心的な成長の旅」(ambitious growth journey ahead)というタイトルをつけ、2023年から2026年までの発展計画について発表している。

パンドラは、デンマーク・コペンハーゲンに本拠を置き、世界100か国以上で商品を販売しているジュエリー及びアクセサリーの製造販売業者だ。

全体では同社は2023年から2026年の間に7-9%の業績複合年間成長率を達成し、4-6%のLFL(既存店ベース)成長と、3%の販売ネットワーク拡大をするという。(225〜275のコンセプトストア、及び175〜225個の専用コーナー)

また計画によると、2026年のパンドラの営業収入は340〜360億デンマーククローネ(約48-50億ドル)に達する見込みで、2023年の予想営業収益(270億デンマーククローネ、約38億ドル)をはるかに上回ることになる。

利益面では、パンドラは2026年に26〜27%のEBIT(金利税引前利益)を達成し、2023年の25%程度を上回る計画となっている。上記の予想収益の推計によると、2026年のパンドラのEBITは約90億デンマーククローネ(約12.7億ドル)と見積もられる。

ラボグロウンダイヤモンドに関しては、パンドラの重点開発分野の一つになるという。今回の財政目標によると、以前投入された3つのラボグロウンダイヤモンドの新シリーズがアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの700余りの店舗で販売されているという。

パンドラは2026年に10億デンマーククローネを超えるラボグロウンダイヤモンドジュエリーの売上を達成する計画で、これは現在のレートで計算すると、約1.4億ドルとなる。

「パンドラは投資を拡大し、現在と未来の成長を加速させ、パンドラをラボグロウンダイヤモンドの第一選択ブランドにする。」と同社は述べた。

この目標が発表された当日、パンドラの株価は16%ほど上昇している。

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