ドバイに拠点を置くStargemsは、ダイヤモンドのロットを自動的に高速に登録するSarineのトレーサビリティ技術を導入した初のダイヤモンドテンダーハウスになった。
同社は、Sarine社のDiamond Journeyと統合されるAutoScan Plusソフトウェアを使用し、ダイヤモンドの全ての動きを追跡する。Sarine社はこれを、企業の既存プロセスへの間接費や変更を最小限に抑えながらダイヤモンド原石をトレーサビリティプログラムに登録する画期的な方法だと説明している。
このAutoScan Plusは、G7がロシアに対する経済制裁の一環としてダイヤモンドのトレーサビリティを加盟国に課す準備をしている中で、イスラエルに拠点を置くSarine Technologiesによって開発された技術だ。
Stargems Groupの会長であるシャイレシュ・ジャベリは、「G7の政策とESGの進展により決定されている緊急の必要性は、信頼性の高いトレーサビリティー・プログラムに登録されたダイヤモンド原石の供給を提供することである」と述べた。
Sarineは現在、デビアスグループのシステムであるTracrと提携して、G7諸国が検討している4つの案のうちの1つである、世界ダイヤモンド評議会のG7ダイヤモンドプロトコルを強化できるトレーサビリティ技術を開発している。
Sarineは、このAutoScanの最新バージョンであるAutoScan Plusについて「非常に手頃な価格で、どんなデスクにも設置できるほどコンパクトで、超高速の生産性を提供し、専門的な操作知識を必要としない。」と説明している。
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