オーストラリアを拠点とするルカパ・ダイヤモンドは、アンゴラのルロ鉱山で208ctsのダイヤモンド原石を回収したと発表した。これは2015年1月に同鉱山が操業を開始して以来、三番目に大きなダイヤモンド原石だという。また、同鉱山で発掘された100cts超えのダイヤモンド原石の39個目になる。
このダイヤモンド原石は高品質なタイプIIa型ダイヤモンドで、高品質のダイヤモンドを産出することで知られるルロ鉱山のマイニングブロック31部分のリゼリア、またはテラスエリアで発掘されたと同社は述べた。
沖積層ダイヤモンド鉱山として世界で最も高いカラット単価を誇るこのルロ沖積鉱山での過去最大の発見は2016年2月で、404ctsのタイプIIaダイヤモンドだった。また、このリゼリア地域では数週間前にも123ctsのダイヤモンド原石が回収されている。
昨年11月、このルロ鉱山で発見され、過去300年間で最大のピンクダイヤモンドと言われている170.2ctsのルロ・ローズは金額非公開でオークションで販売されている。
アンゴラは現在、価格ベースで世界5番目、量ベースで6番目のダイヤモンド生産国だ。ルカパはルロの40%の株式を保有している。残りはアンゴラの国営ダイヤモンド会社エンダイアマ(32%)とアンゴラの民間企業ロサス&ペタラス(28%)が所有している。
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